いまたんのブログ「おちょけごころ。」

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日本の中心あたりから痛車乗りがミニ四駆やったり、メタルを聴いたり、あれこれとおちょけ(=悪ふざけ)た感じでやっとります。

多分にボケたがります。多分に草はやします。

画像は自前のときもあれば、そうでないときもあり。ちょいと黙っててどうぞ。


「違いのわかる男」
由良拓也

その由良拓也さんが70年代に興したのが「ムーンクラフト」。CAN-AMマシンのカウルをモディファイするところからスタートし、富士GCのカウルを設計し「空気が見える」とまで言われていました。






流麗なボディーラインが特徴的で、複座から単座になると独自のカウル「ムーンクラフトスペシャル」を製作。シーンを席巻しました。










僕にとっての由良拓也さんといえばGCなんですよね。













GCもやりながらスーパーシルエットのデザインも担当。
その後はマツダの252iからデザインを担当。グループCジュニアの717Cなども担当していました。


スーパーGTではIMSAで走っていたライリーをベースに、かつての作品名「紫電」を冠してほぼプロトタイプカーのようなマシンを走らせていました。








さて、ここからが本題。

ムーンクラフトが東レ・カーボンマジックに吸収合併されることを発表しました。おそらく今年74歳の由良拓也さんは、自分が元気なうちに整理しておこうと思ったのかな?と。

自分の身に何かあって、第三者の手にわたったとして変な会社にされたらたまったもんじゃないですからね。素性のわかっている東レ・カーボンマジックに渡すのなら、まだ納得はいったのかな?





完全に消滅するわけではなく「ムーンクラフト事業部」として残るものの、代表の座からは退くそうです。





こちらがFacebookでの由良拓也さんの発表。





そしてムーンクラフトからの正式発表。







由良拓也さん、50年間さまざまなマシンで楽しませてくださり、ありがとうございました。






とはいえ、ずっと「ゆらたく屋」としてエントリーしているK4GP(軽自動車による耐久レース)では、ユーモアあふれるマシンを送り出し続けています。
このモビーディック風のマシンは6輪車なんだけど、フロントタイヤは道上龍選手の用意したカート用なんですよね。




お遊びのようでカッチリ作っています。「遊びは遊びでも全力で遊ぶ」のが由良拓也魂。










この後ろ側の作り込みなんて、スーパーシルエットを知らない今の自動車整備系専門学校の生徒たちは理解できないでしょうね。
ディフューザーなんて無い時代だけどリアカウル全体でディフューザーっぽくし、粗くアルミパイプで灯火類をマウントする。

「当時」を知らないと、こういうセンスは理解できないでしょうね。







他にもGC21風のマシンも発表。







ロゴも「ムーンクラフト」のようでカーボンをもじって「ムーンカルボナーラ」と名づけるあたり、こういうユーモアはたまらないですよね。
こういうマシンが二度と見られなくなるわけではありません。

ただちょっと事業形態がかわる、ってだけですからね。









そういや東レ・カーボンマジックって、童夢の風洞を買い取ったこともありましたな。