0歳児の時に親が離婚。
母親はお金を稼ぐために私と兄を祖母に育てさせ、仕事三昧。
小さい頃の、母親の記憶はない。
一番居てほしくて甘えさせてほしかった時の母親の記憶もあるわけない。
保育園では保育士が勝手に決めた配役で、私は周りの女の子から睨まれても、何も言えなかった。
小学校の時の記憶は、ほぼなくなっている。
中学からは、いじめを受けた。
今思えば太っていたのが標的になったんだろうけど、それでも母親と祖母は私に食べさせることをやめなかった。
なのに太ると、「痩せなさい」、「恥ずかしい」。
私にどうしろと?
食べないと言うと「なんで?残すのもったいないでしょ」
私にいったいどうしてほしかったんだろう。
それが未だ40年、続いている。
母親は、自分に甘く他人に厳しい。
それは本人も言っていた。
「自分は変わらず、人を変えるから」
ある意味すごい人だなと思った。
ずっと近くに、反面教師がいたと分かった瞬間だった。