ひさびさのブログになります〜。

 

書きかたを忘れかけているので

メモ的に。

 

11月に馬車と馬耕、馬搬の講習会があり

講師陣がフランス人だったので

通訳として参加してきました。

 

 

コロナ禍で英語力、フランス語力とも

かなり低下した自覚があったのと

 

通訳って

外国語がどのくらいわかるかより

内容を日本語でどのくらい理解できてるか

のほうが大事なので

 

馬車についても馬耕についても

なんの知識もないので

とお話ししたのですが

 

フランスでも日本でも

その分野の文献的なものはないので

専門家はいないということと

 

3人来日するので

通訳も複数手配すると伺って

それならフランス語が流量だけれど

馬のことを全く知らない人だけになるより

馬や調教についての知識がある人間も

混ざっているのはお役に立てるかも?

と思って。

 

 

すごく驚いたのは

来日した3人のうち1人は

講習会全体を監督する立場。

 

事前には

日本側の企画に対し相応しい講師を選び

 

講習会中は

参加者/馬のレベル、環境、リアクション

などを見て

内容や構成についてのアドバイスを

講師に与える立場だったのです。

 

講師のお2人も

1人は馬車

1人は馬耕・馬搬の専門家ですが

2人とも教えることについても

とてもプロフェッショナルでした。

 

 

 

 

 

写真はお土産にいただいた

馬車の厩舎、馬のベルサイユとも言われる

Haras du Pin

の手帳とキーホルダー

 

ルイ 14世発案

ルイ15世治世下に創設された

フランスでは最も伝統ある厩舎なので

Hの文字もエルメスより歴史が古く

由緒も正しいのだとか。

 

BSグリーンチャンネルで放送された

欧州選手権2023 総合馬術

の会場でもありました。

 

馬車馬の調教

馬車の製造メンテナンス

御者の養成

などを行なっているようです。

マリー・アントワネットが乗った馬車や

その御者さんなどは

この厩舎発だったことでしょう。

 

東京パラリンピック 2020 に

フランスチームのトレーナーとして

来日した方も

パラ馬術トレーナーなだけでなく

馬車の選手でもあったようで

 

今回講師として来日した方のご同僚でした。

講師が「サプライズがあるよ」と

国際ネット通話をしてくれて

わたしが画面に出ると

最初はだれ?って反応でしたが

もちろん覚えてるさ〜!

日本人ステュワードで唯一の

フレンチスピーキングだった!と

とっても喜んでくれました。

 

 

 

ifce はフランス側の

コーディネーターさんが所属する組織。

訳するなら

フランス馬匹・馬術研究所

 

競技馬術を担当するフランス馬連のほか

キャドル・ノワール・ド・ソミュール

競馬関連

警察組織の馬事関連など

 

諸々の組織は

この研究所が発表する最新の科学的な情報を

活動に生かすことができるようになっている

みたい。

 

 

それぞれの団体が別々に研究するより

一箇所に予算や人材をまとめるのって

すごくいいアイディアですよね。

 

競技馬術界と競馬界

ペットとして飼いたい人など

立場が違っても同じ情報をベースにできる。

 

 

 

馬車、馬耕、馬搬

全て基礎はロングレーン調教

 

内容も座学の部分だけでも

馬術業界の人たちも有料でも

アクセスできるようにしてほしいな〜と

思える深さでした。

 

全部書くわけには行きませんが

後日に。

 

 

 

馬耕、馬搬の日本での第一人者である

岩間さんについては

12/17 8:00〜

NHK「小さな旅 岩手県遠野市」で

取り上げられるみたいです。

 

放送後は

NHK+ で見逃し配信されるかしら?

 

 

今回初めて知ったのですが

馬車競技にも Dressage があるんですね。

 

 

 

わたしはこちらの

スピードレースのほうしか知りませんでした。

 

 

 

フランス語の場内アナウンスが

スタート直前に

「しっかり捕まってね!」

って言ってます。口笛