馬術界はすっかりオリ・パラ熱が終わって

欧州選手権も終わり。

 

今週末には夢のアーヘン。

今年は関連グッズのアパレルが可愛くて

スウェットジャケットやソフトシェルなど

ほしいものがたくさん。ラブラブ

いま欧州にいる人が羨ましかぁ〜。

 

 

このままいくとせっかく関わった

パラリンピック 馬術 について

何も書かずに終わっちゃうなぁと思いつつ

 

放置しているあいだに

ブログの書き方を忘れかけているので

思い出すためにも

小ネタから。

 

 

 

オリンピックのほうに参加した

オランダ人選手のお名前。

 

オランダ語を母国語とする方が

パラの大会役員にいらしたので

本式の発音を聞かせてもらいました。

 

 

かな〜〜〜りカッコイイ音でした。

 

 

 

 

ドヴァルド・ハル

 

 

 

 

もう皆さんすっかり忘れてたでしょ?

このネタ。

 

 

ファーストネームに濁音2つ入ってるし

ヴァの音も迫力ありますしね。

 

日本語発音から想像した

ちょっと間の抜けた印象は皆無。

 

ちなみにパートナーの

ハンス・ピーター・〜〜 さんのお名前は

ネイティヴの人たちにとっても

 

 

 

長すぎる

 

 

 

んだそうで。口笛

 

欧州の大会役員は皆さん

 

 

ハッピー さん

 

 

と、呼んでいるそうです。

 

 

 

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ブロ友の 吉澤アスカ さんが書いてらした件

 

 

 

それぞれの選手についての情報

特に身体障害についてと補助馬具について

観戦にあたり

もっと詳しく知りたい

 

というリクエスト。

 

 

 

お伝えしてみました。音譜

 

 

 

 

オリの方だと組織の規模が大きいし

上下関係ピラミッド構造がしっかりしていて

歴史も古いので

そんなことをしたら

むしろ顰蹙買いそうですが

 

パラは組織が小さいのと

チーフ STW は

規程の策定にも関わっている人で

ルールや規程の内容についても

 

 

 

もし改善したほうがいいと思われる点があったら

遠慮なく提案してね。

 

まだ発展途上だから

改善点はたくさんあるし

いろいろな意見が大事だから。

 

 

 

とおっしゃる方なので

 


大会終了後

今回の問題点と改善案を書くよう

配られたアンケート用紙に

通常通り書いたあとで

 

 

後日、別個に

 

アンケートの趣旨とはズレているのだけれど

とお断りした上で

 

観戦したブロガーさんからのご意見として

書いて提出しました。

 

 

口頭でも

 

 

その部分こそまさに

ピュアドレッサージュとパラドレッサージュを

分けるもの

 

だから

 

観戦者にとって

パラ馬術をより興味深いものにするために

大切なご意見では? と思って

 

 

と言い添えて。

 

 

そしたら

とても関心&納得してくださって

アンケートとは別枠で

でも必ず FEI に伝える

 

とおっしゃっていました。

 

 

まっ

伝えられた FEI がどう判断するかは

わからないですけどね。

 

 

 

 

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表題は今回来日した

イギリス人 STW の言葉。

 

 

 

かなりのご高齢。

イギリスの馬場馬術界の

レジェンドのような方。

 

オンシーズンは毎週末

どこかの試合に入っているので

イギリスの馬場馬術界で

彼を知らない人はいないという存在。


そしてイギリスの国内試合は

アイルランドだけでなく

カナダ、香港、オーストラリアなど

旧大英帝国領だった国からは参加できるので

必然的に国際的にもかなり知られた方です。



 

 

わたしは日本で実務経験なく

いきなり FEI(国際馬術連盟)の

パラ馬術 STW(スチュワード)の資格を取って

その後、最初の実務経験が

 

イギリスでの試合

国内馬場馬術と CDI (馬場馬術国際試合)

そしてCPEDI(パラ馬術国際試合)

3つの平行開催だったので

 

本当に何も知らないところから

教え導いてくれた先輩。

 

 

 

 

コロナで自宅にいることが増えたでしょう?

この歳になっても奥さんと喧嘩するわけ。

春に1度、激しいのをやってさぁ。

 

もう

 

離婚? 殺人? どっちにする?

 

って。

 

 

 

 

と言われて、大爆笑。

 

さすがはアガサ・クリスティを生んだ国。

血まみれの王族を掲げてきた国。

やっば〜〜いのは

ブラッディ・メアリー1人じゃないですからねぇ

 

 

離婚の他の選択肢は

別居じゃなくて殺人が来るんだ?びっくり

 

 

と。

 

最初の年

1週間の試合の終わりごろになって

「フェリシアはいいよね〜」

って、つくづく言ってくれたので

一体何を評価してもらえたのか?と

訊いてみたら

 

 

 

僕のブリティッシュ・ユーモアを理解する

 

 

 

 

って。爆  笑

 

 

仕事を褒められたのかと思ったら

なぁんだそこかと

そのときもウケちゃったのですが

 

 

 

アメリカ人とかオーストラリア人とか

全然ダメな人もいるんだよ。

 

 

 

と。

確かにわたしもフランス住み始めて

最初の2年くらいは

 

この人たちの笑い

黒すぎて、ま〜〜ったく笑えましぇん。えーん

 

と思ってた。

 

 

イギリスとフランスは

笑いがキッツイんですよね。

 

滞在4年目くらいにはすっかり慣れて

むしろ自分から

笑いを取りに行けるようになったのですが

そしたら母から

 

 

 

あなた、性格が悪くなったわ。

昔はそんな子じゃなかったのに。汗

 

 

 

と言われた、という。。。笑い泣き

 

 

 

 

もともとあまり外食好きでもないので

コロナのあいだも収入が減った以外は

特に何も困ったことはないなぁ

 

街も電車もバスも空いてて

馬の試合関連も

デジタル化、省資源化が進んで

いいことも多いしなぁ

くらいに思っていたのですが

 

 

 

真面目な話をしてようと

くだらない話をしてようと

お構いなしに強烈な笑いをぶち込んで来る

こーゆー会話にここ2年ず〜〜〜っと

飢えていたんだなぁ

 

と思いました。

 

 

仲間とくだらないことで

笑いあえるって本当に幸せなことですね。

 

 

 

人間って

いつぽっくり死ぬかわからないから

 

生きているうちにたくさん笑って

まだ生きている幸せを噛み締めて

会うことを厭わない人とは

生きているうちに会っておこう。

 

わたしの周りは

コロナで亡くなった人は

いまのところゼロだけれど

違う理由で突然亡くなった人は

たくさんいた2年間だったので

 

 

他にもたくさんの

勝手知ったる仲間と再会して

 

 

 

 

きゃ〜〜〜〜〜!!!!!

どうする?!!!

ハグ? エアハグ? それともこれ?

(with 肘曲げポーズ)

 

 

 

 

大騒ぎから始まったパラリンピックの

大会役員生活でした。

 

 

 

みんなまだ生きてて

また再会できて

それだけで本当にしあわせ。ラブ