前の話の続きを書きます。

多分また惚気た内容で、見苦しい点が多々出てくると思います。

でも、自分の考えに整理を付ける為に、つづります。


彼女は、俺に勿体無い程の良い女です。

とても馬鹿で、とても頭が良くて、わがままで、自分勝手だし、美しい人です。


休日、一緒に家にいるとき、彼女の携帯にお客さんから電話がかかってきて、彼女は凄く楽しく、ほんとに楽しそうに話すので。

俺は、彼女はこのお客さんのことが好きなんだ。この電話かけてきた人もこいつのことが好きなんだ。

って訳も無く、思い込みました。

とても悲しくなりました。

電話が終わってから、彼女が背中から抱きしめてくれても信じられず。


でもそれは、逆に見ると、俺が友達の女の子から電話がかかってきて、それについて彼女からぐだぐだ言われる。っていうことと一緒なんですね。


彼女は、絶対これをしない。

彼女は俺を縛ることが、シリアスなレベルで、ないんです。

だから、彼女と付き合っていても、束縛を感じたことが無いです。


そうなると、また身勝手なもので、ほんとに俺のことが好きなのかな。と思ったり、ひどいです。


嫉妬するネタなんかいくらでもあって。

名刺。メモに書いてある携帯アドレス。アフターで遅いとき。同伴。

お客さんと休日食事に出かけて一緒にいれないこと。

俺のために持って帰ってきてくれるお土産。

お客さんに貰った花、プレゼント、ケーキ。

えとせとらエトセトラ。


なんで俺といるんだろうって。

俺には金も無くて、小さなお人形とかお菓子ぐらいしか買って上げられなくて。

ただの学生で。

お店に行けば、いくらでも俺なんかよりいい男がいるんだろう。って。


自分の力の無さがとてもくやしくなって。


今思えば、笑い飛ばせるようなことばかりですが。


彼女のことを考えているつもりが、

自分の自身の無さから来る嫉妬だったり、彼女のことを本当にちゃんと見ていなかったことからくる嫉妬だったり。

そんなことばかり産んでるのは、

彼女のことを見ているつもりが、実はそうではなく、自分ばかり見つめてた。

っていう事なのか、と。


俺は、彼女の立場になって、見たことが多分無かったんです。きっと。

上手くいえないですけど。


俺は彼女といるのが一番リラックスできて。彼女もきっとそうで。

恋人というか、多分家族のような存在です。


でも、実の母と子のような家族関係と違うのは、血が繋がってないやっぱり赤の他人だということ。

母は子に無償の愛を注ぎますが、

僕らにはそんな確証が何も無い。


でも僕らに必要なのは、血縁ということからの無償の愛ではなく、

正しい信頼関係の上に成り立つ愛情なのだと、思う。


「愛してる」ってセックスのときに貴方が言うならば、そこには愛が無いんだよ。きっと。