〜誠実な説明を求めます〜
昨日、英検の合格発表がありましたね。
合否に安堵した方、悔しい思いをした方、さまざまな声が届く時期です。
まずは合格された方、おめでとうございます。🌸
二次試験まであと少しですが、
しっかり集中力を保って頑張ってくださいね!
さて、今回大きな議論になっているのが
「要約問題が全観点ゼロだった」受験者が続出したという問題です。
なんとあの、英検界隈では言わずと知れた一ノ瀬先生も0点だったそうです。😱😱😱
私は英語指導に関わる立場として、この件について意見を述べたいと思います。
全観点ゼロは構造上きわめて不自然
英検のライティングは観点別評価です。
• 内容
• 構成
• 語彙
• 文法
白紙やよほど関係ないことが書かれていない限り通常、どれかに部分点は入る設計になっています。
仮に内容が弱くても、
・文法が正しければ点は入る
・語彙が適切なら点は入る
・構成が整っていれば評価される
以前、「sanction」の意味を取り違えて頓珍漢な意見文を書いた受験者が続出したケースでも、そこそこ部分点は出ていたようです。つまり、英検は「内容がずれた=ゼロ」という採点はしてこなかった。
それにもかかわらず、
全観点ゼロ
これは極めて珍しい結果です。
さらに不自然な点は
今回ゼロを取った受験者の多くは、
・もう一方の英作文で高得点
・他技能も高得点
・対策を積んで前回よりもしっかり書けたのに0
という傾向があります。
同じ試験、同じ受験者。
一方は満点近い評価、
もう一方は全観点ゼロ。
能力差では説明がつきません。
要約ゼロでも合格できるだけの総合力を持つ受験者が、観点すべてゼロ。おかしくないですか⁉️
白紙、もしくは処理上の問題を疑うのが自然です。
重要なのは「その後の対応」
私は英検そのものを否定したいわけではありません。
しかし、仮に採点ミスや処理上の不備があった可能性があるなら、
実施機関はそれを調査し、説明する責任があります。
・再採点
・採点プロセスの検証
・公式見解の発表
を行うことが必要だと思います。
受験料は安くありません。
受験生は、
・時間をかけて準備し
・決して安くない受験料を払い
・将来を見据えて挑戦している
試験は信頼の上に成り立っています。
もし何も問題がないなら、
なぜ全観点ゼロなのかを説明すればよい。
もし問題があったなら、
それを公表し、是正すればよい。
透明性こそが、試験の信頼を守ります。
努力してきた受験生が
「自分の実力が足りなかったのかもしれない」と
不必要に自責の念を抱くことが、何よりも辛い。
だからこそ、
説明責任を果たしてほしい。
それが、挑戦した受験生に対する誠実さだと私は考えます。