私はけっこう「ボランティア活動」に縁のある人生だと思います。
新卒で入った会社では、社員のボランティア活動を支援する仕事、
地域の環境ボランティアの活動支援する仕事をしてました。
20年くらい前に、ボランティア活動が浸透している社会を知りたくて、自費でイギリスまで視察ツアーに参加したりもしました。
ボランティアさんが多く参加するNPO法人で働いていたこともあります。
最近「ボランティア」に頼ったイベントや活動に出会うことがあります。
で、私の考える「ボランティア」とは、
本人がやりたい!と志願して自分がそこで学びや楽しめる事があって、
社会や困ってる人の助けになること、というものがあって、
「(思い・活動に賛同します)私にできることがあったらやりますよ。
それが社会のためになって、誰かの役にたてるのなら嬉しいです」
という思いがある、のが前提だと思うのです。
私は、地元の少年野球チームのボランティアに入ってますが、そこには仲間がいて、子どもたちから元気もらって、その仲間と同じ方向をみて日々過ごしていくのが楽しいので、自主的に活動サポートに参加しています。
そこが「楽しい!」からです。
ボランティアって、自分の好きなことを好きなようにできるから楽しいのです。
業務的なことがあっても基本楽しい事があるから取り組める。
そこに、
新しい出会いが魅力的、
ネットワークの価値がある、
自分に必要なスキルが身につく、
そのイベントなり活動を実施することで社会的意義がある、
自分が納得して参加してる
のならいいと思います。
だから、逆に
出会いに魅力がなく、
繋がりに価値が見出せず、
自分のスキルをあてにされ、
活動に特に社会的意義を見出せない
(商業的だったり、個人や団体のトップがやりたいからやってることなど)場合、
ボランティアのモチベーションも上がらず、士気も上がらないだろうと思います。
そういう場合は「謝礼」なり「時給」なり人件費をきちんと支払い協力してもらう方がいいかと思います。
特定の個人や団体のために、無償で、時間と労力を提供してほしい、というリクエストは、
やり方によっては手伝う方にとってtoo much になります。
カリスマ性のある人のファンクラブ、ってならわかるのですが。
ボランティアが、善意の搾取にならないように、
むしろ運営コアメンバーにはきちんと仕事として依頼できる
体制作りを考えるべきなんだろうな、と思います。
ボランティアはあくまで自分のできる範囲で、自由意志です。
ボランティアをする方も募る方も、ボランティアの範囲を認識したうえで、
お互いwin-winな活動ができるといいと思います。
植松努さんが、同じような考えをアップしてらっしゃったので、シェアします。
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僕は、ボランティアをあてにした事業や運営はいやです。
ボランティアありきの事業や運営も、間違っていると思います。
だから、植松電機のロケット打上などでは、ボランティアを募りません。
でも、ボランティアの人がいるおかげで、イベントがよりよくなり、
ボランティアの人にとっても、そこでの経験や人脈がプラスになる、
というのならば、ボランティアも成り立つだろうと思います。
それを成立させるのは、「お金以外の価値」です。
自分の人生の時間の対価を、お金以外の価値で考えられる人が、
ボランティアを成立させることができます。
でも、自分の人生の時間の対価を、お金でしか考えられない人達は、
ボランティアに参加すべきではありません。
そういう人達は、自分の労働の対価をお金で支払ってくれる人と、
ビジネスをすればいいだけのことです。

