昨日の塾の授業での1コマ
江戸時代の1問1答問題を覚えている女の子がいました。
「どう?」と声をかけると
「文章の中のキーワードと答えを結びつけていますが、なかなか覚えられません」
こんな時はどうしましょう??
アクティブブレインセミナーの初日
6つの基本的考え方について1時間ほど講義をしましたが、
その6番目「理解したものが記憶される」
その中で、孔子の言葉を例に出しました。
それは、
「知っていることを知っているといい、知らないことを知らないという。
これが知っているということだ」
どのように受け取ればいいのかといいますと
『どこまで知っていて(わかっていて)どこから知らない(わかっていない)のかを明確にする』
それが知る(わかる)という第一歩なのです。
ですから、私の彼女へのアドバイスは
「余裕でわかっているもの、
ちょっと考えて出来たところ、
全然わからないところの3つに分けてみよう
すると、彼女は、色分けしました。
15問ほどあった中で、ちょっと考えて出来たところが3問、全然わからないところが1問
ここで、アクティブブレインセミナーでやった記憶法を使うのですが、
『ちょっと考えて出来たところ』ここに使ってあげます。
紛らわしいものなどは、特に記憶法はすごい効きます!
昨日の問題では、
「美人画などを書いた人は?」 答 喜多川歌麿
「富嶽三十六景」の作者は?」 答 葛飾北斎
紛らわしいものは、どちらか一方を確実に記憶させればいいので、
葛飾北斎の方にしてみました。
富嶽三十六景は富士山を題材にしています。
葛飾と来たら、両津勘吉!りょーさん
「両津勘吉が富士山に登っている」
この映像だけ見ればOK
何かを覚えようとしたら
まずわかっているところと、わかっていないところにわける。
これが、勉強の基本です。