よく野球などで、「低めに手を出すな」と言いますが
この指示は、脳にとってマイナスです。
というのも、脳は否定語は理解しません。
「低めに手を出すな」と言われると「低めに」意識が言ってしまうので
かえって低いボールにバッドが出てしまいます。
よく、監督のコメントにも
「低めに手を出すなと指示を出したが徹底できなかった」とありますが
脳の働きからすれば当然の結果ですね。
低めに手を出して欲しくなければ
「高めのボールを打て」という指示が適切です。
例えば、
恋人に「浮気をしないでね」では
「浮気」に意識が言ってしまうので、
「私だけを見てね」などの表現の方がいいですね(笑
緊張している人に
「緊張しないで」ではなく、「リラックスしていこう」の方が言いわけです。
でも、否定語は理解できない脳でも
否定的な感情は理解できますから
「がんばりたくない」はその感情が流れるので
「がんばる」を意識できません。
言葉はとても脳を動かすために必要なもの
意識をして使ってみるといいですね。
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参考になりましたか?
脳の仕組みはとっても不思議です。
未だに解明されていないことが多いですものね。
でも、解明された部分だけでも使って人生を過ごす人と
そうでない人では大きな違いが生じます。
ぜひ、このようなヒントを活かしてくださいね。