2008年、イスラエルのテルアビブ近郊の
レホボット研究所の遺伝学者アブドル・キャハナーが
異種交配させて作り上げたと
センセーショナルな報道がもたらされた羽毛のないニワトリ。

このニワトリを作った理由は、
このニワトリが羽が無く皮下脂肪が少ないので
効率良く肉を生産できるし、
養鶏農家が鶏舎の通風のためにファンを使わなくてもすむので
飼育コストも下がるからだという。

そのため、暖かい国でもニワトリの肉が
安く手に入るようになるという。
この羽のないニワトリは、通常のニワトリに比べて成長も早く、
食用にする為に羽を取る手間がかからない。
食肉業者にしてみれば、いいこと尽くめなのだ。

この研究資金を出しているのがどこかお分かりだろうか?
この羽のないニワトリが量産できれば、
原価コストが大幅に下がるあの会社である。

マディアで報道されてから5年以上経った今、
どこでどれだけ量産されているかは全く不明。
もしかして、あなたが昨日買ったフライドチキンの材料が
このニワトリだったかも知れない・・・。


羽のないニワトリ:1



羽のないニワトリ:2



羽のないニワトリ:3



羽のないニワトリ:4