アップルが、新しいiPadを発表した。
その名も「iPad Air」!


だからと言って、格別な驚きはない!

ネット上で得られた情報のせいだけではなく、
普通に考えたら誰だって、「こうなるだろう」という
進化でしかなかったからだ!

どんな分野であれ、その製品のファンは
新製品には過剰な期待をする分、
現実の新製品にはなかなか驚かないものだ。

でも、買っちゃうんだけどね。

それじゃ、ざっとスペックを紹介していこう。

新しい、9.7インチのiPadは、iPadの前世代より43%も薄く、
重さも軽くなっている。
アップルが極薄のノートパソコンの名前から、
それを「iPad Air」と名付けたことも自然なことで
確かに、今のiPadと両方を手に持って比較すれば
明らかに持ちやすくなったと実感できるだろう。

SONYのタブレットの薄さを意識したと思われる。

CPUは、アップルの新しい64ビット、超高速A7チップ、
これによって向上するグラフィックス・パフォーマンスは
一番最初のiPadの72倍速くなったとアップルは述べた!!。

その他にも、拡張されたLTEとより速いWi-Fi技術、
複数のアンテナで、ネット接続の環境は向上。
それでも、バッテリーの持ち時間は「10時間」とのこと。

画面の大きさは変わらないが、枠の横幅が狭くなったことで
見た目もかなりスリムに見える。
当然、専用カバーは、従来のものは使えない。
別売りの39ドルの標準タイプのカバーと
79ドルの革タイプが用意されるという。

さて、本体の色だが、一時うわさされた「ゴールド」ななく、
スペース・グレー、シルバー、黒と白の4色。

日本国内での発売は、11月1日。
すぐ、人気機種はすぐに品切れとなって入荷待ちとなるだろう。

iPad miniは、名称は変わらず、こちらも予定通りの
スペック・アップとなり、液晶も高解像度タイプとなった。

iPad Air同様、横の枠が薄くなり、
サイズも幅、厚み共にスリムになった。

今回のカンファレンスで、CEOのティム・クックは、
iPadは、現在までに世界中で1億7000万台も売れたと
誇らしげに語っていた。

確かに、iPadには、雨後のたけのこのように次から次へと
発売されるアンドロイド系のタブレットとは違う哲学があり、
それが今もってコアなファンを惹きつけて止まないのだが、
売り上げは、かつてほどの急カーブでの伸びは難しいというのが
多くのITコラムニストの一致する意見だ。

実は、今回、もしかしてと淡い期待を寄せたのが
「iWatch」だったのだが、触れられることもなかった。

常に、新しいハードを市場に投入することで
ファンと売り上げを増やしてきたアップルだが、
サムスンの台頭でiPhoneの伸びがゆるやかになったように
いずれ、iPadに変わるインパクトのある次の製品(iWatch?)を
出さない限り、数年後の売り上げは、間違いなく
今よりも大幅に下がってしまうだろう。

そうは言っても、この「iPad Air」、早速予約してこよう!


$ウルペンのドリームピラミッド-iPad Air