世の中には、マスコミが垂れ流している

イメージと実像が大きく違う経営者がいる。

しかも、そういう企業に限って

従業員に非情なブラック企業なのだ。


2.志賀茂(がんこフードサービス(株)

代表取締役社長)

「週40時間を超える勤務への残業代や

深夜勤務手当などは、払わないというのが

創業以来の当社の伝統だ」


がんこは、大阪府を中心に近畿地方、東京都に

店舗を展開している和食レストランチェーン。

がんこフードサービスが運営している。


1963年3月 創業者の小嶋淳司が、

大阪の十三で4坪半の寿司店を個人創業。

1969年10月 十三本店開店

(寿司・和食の複合大型店第1号)。


日本で初めて時価を撤廃した寿司屋。

寿司屋では、仕入れ時期によって

値段が大きく上下する

材料の仕入れ価格に応じて

売価を設定するのは常識であるため、

周囲の寿司屋からは「そんなことをしたら、

すぐ潰れる」と言われていた。


しかし、文字通り自分の考えを頑固に貫き通し、

今日の繁栄に至ったと自画自賛。


しかし、そういう価格破壊の裏には、

多くの従業員を泣かせてきた給与体系があった。


同社岸和田五風荘店(大阪府岸和田市)で、

従業員約100人に対し、残業手当や深夜労働の

割増賃金が支払われていなかった疑いが浮上し、

大阪労働局は2011年12月2日に、

同店を労働基準法違反の容疑で捜索した。

他店でも同様なサービス残業が行われていたと

された。


告発を受けた直後に、大阪労働局に提出した

従業員の勤務記録を改ざんし、

偽りの労働時間を報告していたことも判明。


その結果、大阪労働局から是正勧告が

出されたが、これを志賀茂社長と幹部役員は

無視を決め込んだことで、

2012年5月29日、大阪労働局は

労働基準法違反の疑いで

志賀茂社長以下3人と会社を

大阪地検に書類送検した。



ウルペンのドリームピラミッド-がんこ




労働基準法違反が、創業以来の伝統だなんて

とんでもない企業だ!

まさに、

「働きたくない企業」のワーストNo.2だ!