あなたは今、
本当に10人も必要ですか？
当分の間、2人か３人で間に合うのでは？
あなたは今、
本当に$500,000必要ですか？
今のところ、50,000ドル（または5,000ドル）でも
十分なのではありませんか？
あなたは、
6ヵ月もの期間が本当に必要ですか？
2ヵ月で何かを作ることができませんか？
あなたは、
大きな事務所が本当に必要ですか？
しばらくの間、オフィス・スペースを共有したり、
自宅で仕事をすることは無理ですか？
あなたは本当に、
倉庫が必要ですか？
小さな収納場所を賃借したり、
または自宅のガレージや地下室を使ったり、
あるいは完全に
それを外注化できないでしょうか？
あなたは本当に、
広告を出したり、
広告会社の手を借りる必要がありますか？
他に気がついた方法はありませんか？
あなたは本当に、
工場建設が必要ですか？
あなたは製品を製造する
他の誰かを雇うことができませんか？
あなたは本当に
会計士が必要ですか？
Quickent（クイッケン：会計ソフト）＊を使って、
自分自身でその業務をこなすことができませんか？
あなたは本当に、
ＩＴ部門が必要ですか？
その業務を外注できないでしょうか？
あなたは本当に、
フルタイムのカスタマー担当者が必要ですか？
あなた一人で質問の受け答えが
できないでしょうか？
あなたは本当に、
小売店を開く必要がありますか？
製品をオンラインで売ることができないでしょうか？
あなたは本当に、
凝ったデザインの名刺やレターヘッド、
パンフレットが必要ですか？
そういったモノへの投資を控えることは
できないでしょうか？
要点はお分かりだと思います。
より多額な投資は、結局のところ
あなたのビジネスを大きく成長させるのに
必要であっても、それは
今すぐではないということです。
質素であるということは、
何も間違っていません。
最初の製品を販売開始したとき、
我々は経費を安く押さえました。
我々は、自分たちのオフィスを
持っていませんでした。
その代わり、我々は別の会社と事務所を
共有して使っていました。
我々は、多数のサーバーを
所有していませんでした。
その代わり、我々にはたった１台だけありました。
我々は、広告を出しませんでした。
その代わり、 我々は顧客と体験をシェアすることで、
オンラインで販売促進を実現させました。
我々は、顧客からのeメールに
返事を書く担当者を雇いませんでした。
その代わり、会社創設者自身が、
顧客に直接返信メールを送ったのです。
結果的に、顧客の反応も非常にいいものでした。
大企業は、常に、ガレージから始まります。
あなたのビジネスもまた、
そうすることができるのです。
（つづく）
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＊Quicken （クイッケン）：アメリカの家計簿ソフト。
日本で言えば「弥生会計」のようなものだが、
普及率にかなり差があり、アメリカでは
会計ソフトと言えばQuickenが常識なくらいだ。
日本語入力は当然不可能だが、
アメリカや外資系企業で働いた経験のある人は
日本で使っているケースもある。
新規で購入する場合、
中身に応じていくつか種類があり、価格も違う。
順番に、名称、（キャッチ・コピー）、価格、パッケージ画像。
Quicken Deluxe 2011
(Spend smarter, save more) $59.99
Quicken Premier 2011
(Manage and grow your investments) $89.99
Quicken Home & Business 2011
(Organize your personal and home business finances) $99.99
Quicken Rental Property Manager 2011
(Manage your personal, business and
rental property finances in one place) $149.99
Quicken Essentials for Mac
(Easy and intuitive – just what Mac users expect) $49.99
一般に日本の所得税申告においては、
雇用主が給与から所得税の源泉徴収をし、
さらに年末調整を行なってくれるため、
自営業者や高額所得者などの限られた場合を除き、
個人が確定申告の手続きをするということは少ない。
一方、米国における確定申告では、
確定申告を個人で行なうことが義務付けられている。
その代わりに、非常に多くの節税の可能性があり、
税金対策を考慮に入れて自らのファイナンシャルプランを
考えるのが、米国では 当たり前のことなっている。
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要するに、起業するなら
「小さく初めて、大きく育てろ」ということだ。
創業時に、「見栄」を張ることもない。
自分で出来ることは、自分でやること。
時には面倒だと思えても、
後で役に立つことは間違いない。
先ずは、自分でどこまでやれるか？
次に家族や親戚の手を借りられないか
考えてみよう。
安く利用できるものなら、親でも使う
くらいの気持ちが必要だ。
（自宅で創業し、親に電話番をさせるとか・・・）
他の人には出来ていないことを、
あなたが今やっているとしたら、
それがあなたを成功に近づけるのだ。
あなたのオリジナル・アイデアを基に
ビジネスを小さく立ち上げよう。
そのためには、
世間の反応、いや、友人、知人、
そして家族や親戚の反応などに
左右されてはいけない。
あなたのアイデアを形にしよう！
広い世界では、
そのアイデアを今も待ち焦がれている
人たちがいるはずだ。
さぁ、ビジネスを立ち上げよう！
但し、何やってもいいというわけではない。
各人の強みを生かした上で、
市場の「ウォンツ」（「ニーズ」ではない）に
フォーカスしたビジネスを始める必要がある。
その辺りのノウハウをこれからも紹介していこう。
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Jason Fried（ジェイソン・フリード）と
David Heinemeier Hansson（デイビッド・Ｈ・ハンソン）
という若者が１９９９年に、Webデザインの
コンサルタント会社を立ち上げた時、
全社員は彼らを含めてたったの３人だけだった。
（成功した今でも社員は２０名に満たない！）
<JKason Fried>
<david Heinemeier Hansson>
ところが、彼らの会社、「37signals 」は、
彼ら自身が作り出した様々なWebツール、
中でも「Basecamp 」が評判となり、
今では世界中にユーザーが３万人以上にも
なっている。
さらに、彼らが発信するブログも評判となり、
読者との交流からまた新たなサービスを
誕生させたりもしている。
そんな成功した彼らが、
「起業してやろう」と思っている人たちへの
率直なアドバイス（従来とは違った視点から
ビジネス・チャンスを見つけて
成長させていったノウハウも含めて）が
評判になっている。
このブログ記事は、
そんな彼らの考え方を含めて
これまでに自分でビジネスを立ち上げようなどと
夢にすら見なかった人々や、
既に会社を立ち上げて成功させ
成長させている人たちとは明らかに違う人たち
のために書くブログ記事だ。
そう、これから「成功しよう」という意欲があり、
一歩踏み出そうと決意した人たちのための
ものだ。
当然、古い価値観の人が読めば、
「そんなバカな！」とか、
「それはたまたまうまくいったんだよ」とか、
「誰にも出来るわけじゃないよ」
といった反応を示すかもしれない。
いや、もしかして、怒りだすかもしれない。
そういう意味では、
この記事は「毒」になる可能性もある。
但し、大抵の「薬」に「副作用」があるように、
「毒」は使いようによっては「薬」になることを
忘れてはいけない。
あなたにとって、「毒」となるか、「薬」となるか、
読んで試してみるといい。
参考文献：『REWORK』
- Rework/Jason Fried
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