すばらしい業績を残すためには、

あなたは、自分が結果を出していると

感じる必要があります。


それは、あなたが意味がある一発を

宇宙にかましているということです。

それは、あなたが重要な何かの一部だ

というこです。


それは、あなたがガンの治療法を見つける

必要があるということではありません。


それは、まさしくあなたの努力が

貴重だと感じる必要があるということです。


あなたは、自分の顧客から

「これで、私の人生が良くなるよ」と、

言って欲しいと思っているはずです。


あなたは、自分が今までしてきたことを

止めた途端、人々があなたがしてくれたことに

気づくだろうと思っているはずです。


あなたは、こういうことについても

危機感を感じなければなりません。

あなたには、永遠という時間はありません。

これは、あなたのライフワークなのです。


あなたは単なる「模倣製品」作りで満足したり、

既存製品の「お色直し」で満足するつもり

なのでしょうか?


あなたがすることは、あなたの遺産なのです。


ボーッとしたり、ぶらぶらしたり、

あなたが見たかった変化を

他の誰かが実現するまでじっと待ったり

しないでください。


そして、その結果を出すためには、

巨大なチームが必要などと思わないでください。


Craigslist(クレイグリスト)に注目してください。(*)

同社は、伝統的な項目別広告ビジネスを

覆しました。


たった2、3ダースの従業員だけで、

同社は数千万ドルもの収益を生み出し、

インターネット上で最も人気のある

サイトの1つを所有し、その上

あらゆる新聞の広告ビジネス(特に三行広告)

に大きな打撃を与えたのです。


Matt Drudge(マット・ドラッジ)によって

運営されている、The Drudge report は、

まさにったった1人の男によって運営されている

Web上のたった一枚のシンプルなページです。


それでも、それはニュース産業に

巨大な影響を及ぼしたのです。

テレビ・プロデューサー、

ラジオ・トークショー・ホストや新聞記者たちは、

日常的にホットな話題を知ろうと

そのサイトを訪れるようになったのです。(**)


何かをするなら、重要なことをしてください。


これらの名もなき小さな野郎たちは、

どこからともなくやって来ては、

何十年間も周囲にあった古いモデルを

破壊したのです。


あなたも、自分の業界で

同じようにすることができるのです。


(つづく)


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


*Craigslist(クレイグリスト)

不動産情報、求人情報、コンサートや野球などの

チケット情報など、特定の都市・地域に限定された

様々な情報を住民などが投稿して掲載する

地域情報コミュニティサイト。


Craigslistとは "Craig’s list" つまり

「クレイグのリスト」という意味だが、

1995年にCraig Newmark氏がサンフランシスコの

ローカル情報を交換するために開設したサイトが

原型となっている。


現在ではアメリカ国内外300都市向けのサイトを擁し、

合計で毎月1,000万人のユニークユーザを集め、

40億ページビューものアクセス数があるといわれる。

2004年8月にはオンラインオークション最大手の

eBay社がCraigslistに25%を出資し、注目を集めた。


Craigslistはバナーなどが一切なく、

テキストベースの非常にシンプルな概観の

Webサイトである。


一部の大都市での求人情報および

不動産情報の投稿に対して

広告料を徴収するのみで、

その他の広告情報は無料で投稿できる。


誰でも自由に売りたいものの情報を

広告として掲載でき、買う側も

手数料などはかからない。


広告の内容は多岐に渡り、職業やアパート、

家具、洋服、ペットなどあらゆるものを

Craigslistで見つけ、購入することができる。


ほとんどの広告料が無料であるにもかかわらず

Craigslistの収益は伸び続けており、

2005年度の売り上げは2,000万ドルとも

推定されている。


無料で広告が掲載できるため、

新聞広告や他のWeb広告などの

広告産業の売り上げにも多大な打撃を与え、

その損失額は年間数百万ドルにのぼる

とする試算もある。


参考サイト:(但し、全部英語)


Craigslist Osaka


Craigslist Tokyo

**参考文献:

Jim Rutenberg(ジム・ルーテンベルグ)の

"Clinton Finds Way to Play Along with Drudge"

という記事(2007年10月22日付けの

New York Times紙に掲載された)による。


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実は、どんな人にだって

独創的なアイデアが訪れる瞬間がある。


ただ、ほとんどの人が

それを実現しようとは思わない。


ほんの、まさにほんの一握りの人たちだけが

「やってみよう」と思い、実現させるのだ。


難しく考えることはない。

考えすぎて行動が遅れるよりも、

多少荒削りでも思い立ったら行動した方が

早く経験できて、早く軌道修正もできる。


あなたのオリジナル・アイデアを基に

ビジネスを小さく立ち上げよう。


そのためには、

世間の反応、いや、友人、知人、

そして家族や親戚の反応などに

左右されてはいけない。


あなたのアイデアを形にしよう!

広い世界では、

そのアイデアを今も待ち焦がれている

人たちがいるはずだ。


さぁ、ビジネスを立ち上げよう!


但し、何やってもいいというわけではない。

各人の強みを生かした上で、

市場の「ウォンツ」(「ニーズ」ではない)に

フォーカスしたビジネスを始める必要がある。


その辺りのノウハウを徐々に紹介していく予定だ。


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Jason Fried(ジェイソン・フリード)と

David Heinemeier Hansson(デイビッド・H・ハンソン)

という若者が1999年に、Webデザインの

コンサルタント会社を立ち上げた時、

全社員は彼らを含めてたったの3人だけだった。

(成功した今でも社員は20名に満たない!)


ウルペンのドリームピラミッド-Jason Fried

<JKason Fried>



ウルペンのドリームピラミッド-David H. Hansson

<david Heinemeier Hansson>


ところが、彼らの会社、「37signals 」は、

彼ら自身が作り出した様々なWebツール、

中でも「Basecamp 」が評判となり、

今では世界中にユーザーが3万人以上にも

なっている。


さらに、彼らが発信するブログも評判となり、

読者との交流からまた新たなサービスを

誕生させたりもしている。


そんな成功した彼らが、

「起業してやろう」と思っている人たちへの

率直なアドバイス(従来とは違った視点から

ビジネス・チャンスを見つけて

成長させていったノウハウも含めて)が

評判になっている。


このブログ記事は、

そんな彼らの考え方を含めて

これまでに自分でビジネスを立ち上げようなどと

夢にすら見なかった人々や、

既に会社を立ち上げて成功させ

成長させている人たちとは明らかに違う人たち

のために書くブログ記事だ。


そう、これから「成功しよう」という意欲があり、

一歩踏み出そうと決意した人たちのための

ものだ。


当然、古い価値観の人が読めば、

「そんなバカな!」とか、

「それはたまたまうまくいったんだよ」とか、

「誰にも出来るわけじゃないよ」

といった反応を示すかもしれない。

いや、もしかして、怒りだすかもしれない。


そういう意味では、

この記事は「毒」になる可能性もある。

但し、大抵の「薬」に「副作用」があるように、

「毒」は使いようによっては「薬」になることを

忘れてはいけない。


あなたにとって、「毒」となるか、「薬」となるか、

読んで試してみるといい。



参考文献:『REWORK』

Rework/Jason Fried
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