Web 3.0 マーケティングの準備はOK?:3
「Web 3.0マーケティング」は、
あなたの仕事、あなたの会社、
そしてあなたの人生に
どのくらい影響を及ぼすのだろうか。
あなたがこの変化に気がつくことになる
4つの重要なエリアがある。
今回は、その3番目、
向き合っている必要性の縮小だ。
「フェイス・トゥ・フェイス」の会議に出席するために
飛行機や新幹線で移動する代わりに、
多くの人々が、
ヴァーチャル・コミュニケーションのサイトや
サービスにに殺到している。
その理由は、
わざわざ飛行機や新幹線を使わなくても、
タクシーに乗らなくても、ホテルに泊まらなくても、
外食をしなくても、
各人がそれぞれの場所にいたままで、
ちゃんと打ち合わせをし、仕事もできるからだ。
これは、経費の削減というメリットだけでなく、
より重要な、「家族と過ごす時間」の増加という
メリットがある。
ゆえに、「ヴァーチャル会議(Web会議)」の
利用者は増え続けているのだ。
どんどん拡大し続けており、
http://www.GoToMeeting や http://www.WebEx.com
といったサービスは、すごい勢いで顧客を
増やし続けている。
GoToMeetingを運営しているCitrixは、
毎月15,000人以上の新規ユーザーを
増やし続けている。
WebExは、世界中で、
毎月そのツールを活用している
700万人以上のユーザーを保持していると
宣伝している。
一旦、「ヴァーチャル」な世界に嵌(はま)れば、
少なくともビジネス会議のために、
誰もが二度と飛行機に乗りたいとは
思わないだろう。
一旦あなたが、
この「ヴァーチャル会議」に慣れてしまえば、
「フェイス・トゥ・フェイス」は、
もっと別の価値を生み出すに違いない!
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誰もが通って行こうとする道を、
同じようにただ追従しているだけでは
大きな差別化は望めない。
「ヴァーチャル・サービス」が
全盛となってきつつあるこの時代において、
「フェイス・トゥ・フェイス」での差別化を
どうするかも考えておく必要があるだろう。
事業内容によっては、
完全に「フェイス・トゥ・フェイス」を排除できる
ケースもあるはずだ。
それでも、Webサイトに単なる文字や
きれいな画像だけでなく、
担当者の笑顔も見せる工夫をするだけでも
「ヴァーチャル」の中での「フェイス・トゥ・フェイス」で
差別化を図ることもできる。
「人の顔」ほど安心できるものはないからだ。
他社が「ヴァーチャル」でやっていることを
あえて「フェイス・トゥ・フェイス」でやるという
思い切った戦略も時には必要だろう。
大事なことは、自社の、そして自分の
「強み」が何なのかをしっかりと把握することだ。
戦略はその後だ!
by ウルフペンギン