なぜ「東北関東大震災」が、

「東日本大震災」となり、

「東北」という文字が消されてしまったのか・・・。


以前、「阪神大震災」と言われていた時、

淡路島の人たちが、

「我々もひどい被災者なのに・・・」と声を上げた

ことから、途中で「阪神淡路大震災」と言われる

ようになった。


NHKも4月初めまでは、ニュースや特番で

「東北関東大震災」と言っていながら、

全民放に歩調を合わせるがごとく、

急に「東日本大震災」と言うようになった。


もちろん、その理由なんて

これっぽっちも言わない!


日本赤十字社でさえ、

当初は、「東北関東大震災義援金 」と称して

寄付を募集していた。

それが、NHK同様に4月になってから

東日本大震災義援金 」募集に変わってしまった。


死者数や行方不明者数、

それに避難生活者も関東地域よりも

東北地域の人が圧倒的に多い。


それに、電力大消費地域である東京のために

原発を建てられた福島県の人たちの被災者たち

のことを忘れないためにも、「東北」という名前は

使い続けるべきではないのか?


「東日本」だと、

神奈川県も、山梨県も、埼玉県も含まれる。

北海道も含まれる。


これらの地域でも確かに被害はあっただろう。

それでも、宮城県、岩手県、福島県での被害の

足元にも及ばない。


こういう、ちょっとしたことに

ある種の圧力を感じてしまうのは私だけなのか?


私は、しつこく「東北関東大震災」と

言い続けたい!