「Web 3.0」マーケティングの五つの鍵
「Web 3.0」マーケティングで重要なのは
次の五つの鍵だ。
1.マイクロブログ
2.ヴァーチャル・リアリティー
3.カスタマイゼーション/パーソナリゼーション
4.モバイル
5.オン・デマンド・コラボレーション
今回は、2.ヴァーチャル・リアリティーだ。
2.ヴァーチャル・リアリティー
Virtual reality world(仮想現実世界)というのは、
どこかの誰かとの繋がりを求めて、
世界中からユーザーが訪問してくる
ネット上に構築された3次元の世界のことだ。
会議でさえも、ここで行われたりするし、
さらに、映画の試写会も可能だが、それすらも
新たな「ヴァーチャル・リアリティー・ショー」に
取って代わられるようになるだろう。
例:「Second Life(セカンド・ライフ)」、
「Funsites(ファンサイツ)」、「ピグ」など。
但し、人は飽きやすい。
立ち上げ当初は、しばらくの間、
実社会と同じように、「セカンド・ライフ」内で
アクセサリー・ショップやブティックを運営したり、
ビルを建てて賃貸し、日本人でも
先物食いの人たちの中から
大儲けした人も出て話題になった。
その結果、
ネットワーク・ビジネスの体裁を保ちながら
権利金を集めるだけの「詐欺ビジネス」も
日本で広まり、問題となった。
そこで、参加者がビジネスをする機能を封鎖した
単にSNSとしてのヴァーチャル・ワールドとして
広がってきたのが、アメブロの「ピグ」である。
ところが、様々な「アイテム」を
次から次へと用意し、「ヴァーチャル・マネー」で
参加者に購入させる仕掛けが
目に付くようになってきた。
仕掛ける側(アメブロ)にとっては、
課金システムを好きなように設定できるので
非常に「うまみ」のあるシステムだが、
何事も程度次第。
今では、「釣り」やら「カジノ」やら
「アメブロ」が儲かる仕掛けだらけとなってしまった。
参加者同士の「つながり」を
もっと太く、強くするための仕組みが望まれるのだが・・・。