高3の冬から、映画をみるようになった。
あの時、全く予想しなかった形で進路が決まって、すごく不安だった。何の準備もしてないのに、急に海に放り出された小舟の気分。
どこ行くんだろう。オールがない。コンパスもない。浮いてるのが精いっぱい。
そんな不安を誤魔化すために見始めたのが映画だった。ようするに、現実逃避。
それは今でも変わってない。サボってる。まじめに考えるってことから、逃げてる。
でも、映画が好きなのは嘘じゃない。というか、本当だと思いたい。
ただ画面を観てれば、時間を埋めてくれるから?物語の中なら、明るい未来が見れるから?
それもあるかもしれない。でも、理由は気にしないことに決めた。考えたって、意味がないから。
泣きたい時は、映画を見て泣けばいい。元気になりたい時は、頑張る主人公に元気をもらえばいい。
ストーリーはフィクションでも、そこからもらった想いや勇気は、きっと嘘じゃないから。