第32回U-11サッカー選手権大会 大分地区大会が
10月10・11日に後期予選リーグが行われました。
台風14号の接近で開催が危ぶまれましたが幸いに
もコースがずれて快晴のもと予定どうり開催されました。
予選リーグは5チームの2日間で2試合で行われます。
5チームでのリーグ戦で1位が県大会出場です。
登録選手は16名5年生10名・4年生6名での参戦です。
今までにこの大会で、いや今まで県大会出場をかけた
対戦で全試合全員出場・全員同じ出場時間という大会は
経験したことはありません。
結果は、11対1・9対0・8対0・1対0で県大会出場です。
今回も感じたのですが、ベンチの指導者が試合中ずーと
怒鳴り散らしてコーチングをしています。同じ指導者として
情けなく感じます。子供たちのサッカーが大人・指導者の
ためのサッカーになっているような感じがします。
ベンチ・指導者からのコーチング無しで子供たちだけの
大会にすればよいのにと思います。
日ごろ指導者が教えたことの練習成果を試合で披露
することになります。試合でできないのは、指導者の
指導力不足です。指導者は子供上手にする責任があり
ます。こういう指導者の下でサッカーをしている子供たち
が不憫に思います。
指導者は、JFAの指導方針とJリーグの試合をみて
プロの大人のサッカーを目指して子供に同じやり方の
サッカーを指導をしています。そしてパスサッカーで勝利
を目指しています。本当にこのやり方が子供の育成に
良いのでしょうか。サッカーとはボールを蹴って相手ゴール
に運び入れる、すなわちパスゲームと考えられます。
ゆえに、どのチームも替わり映えのしないパスサッカー
をします。4年ほど前、パスサッカーでのミスパスをなくすのは
どうすべきかと考えた末、前提条件を破棄しミスパスをなく
すため単純にパスをしなければミスパスなくなる、パスをし
ないということはドリブルのみとなります。ボールを失わない
ドリブル、ドリブルの次はサッカーの本質得点をする、すなわ
ちシュートを打つ。自力ドリブル・シュート⇒得点を目指した
指導にチームコンセプトを切り替えドリブル主体のチーム
方針で指導してきました。こんなサッカーで勝てるのか
半信半疑でチャレンジしてきましたが、2年後には全国大会
出場、昨年は大分県大会準優勝と安定した実力を発揮でき
ています。どこを真似する気もないし、参考にしようとも思って
いません。大事なのは自分の発想。他を勉強しようとしたら
どこにもないものを生み出せなくなるります。どうしたらよりドリブル
を生かせるのか、ドリブルでのリスク回避のやり方・勇気をもって
ドリブルにチャレンジする方法、奪われた時の対処などを整理して
選手に落とし込み、あとはドリブルの練習と実戦です。
ボールを巧みに扱えなくてはドリブルは成功しません個人技の究極
で自分で地道に練習するのみなので練習の成果が判りやすく、
選手評価も決めやすくなります。
試合の時、相手をかわし・抜き去りシュートを決めることは最高の
気分になります。サッカーの楽しさの究極ではないかと思います。
まだ、同じようにドリブルでゲーム展開をするチームと対戦したこと
がありません。どこかいないのかなと思いますが。