今から数十年の間に、大地震が身の回りで発生するかもしれない、又はそのずっと後かもしれない。

そうは言われても、高齢者である我々はそんな将来にいないからと、開き直っている? 

調べると、高齢者でなくとも、正常化バイアスとか楽観バイアスとか言って、自分が被災するとは思わない心理が働くそうだ。

防災訓練や行政から防災パンフレットをもらっても、どんなに恐ろしい映像を見ても、行動を起こす人は皆無に近いという。

 

それでも、行動を起こした町があった。

 

その町では、学校の授業で地震の怖さを体験し、防災対策の大切さを教えられた小学生達が、家に帰って親や祖父母に対策してねとお願いしたからだそうだ。