藤沢 数希
新潮社
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本書の目次の詳細は、著者のブログに掲載!

まあ、反原発運動最中のど真ん中に、うまく練った刺激的キイワードを投げ込んだものだ。

最近毎週のように3.11に端を発した様々な本が出版されるのを見るにつけ、ほんとに何を目的に本を出版しているのだろうかと思う。
例えば、今回の震災で苦しんでいる被災者を救済する為の資金調達に本を書いている人はどのくらいいるのだろうか。

まあ、その事はおいといて、この本の幾つかのキイワード(例:下記)は、もちろん脱原発や反原発側は反対意見。
一方、私は、それぞれの言い分をそのまま鵜呑みにせず、ひとつひとつ検証していきましょう。 

例: (赤字)内は爺の現在の暫定スタンス

・福島第一原発事故の死者はゼロ (とんでもない!
・原子力は不安だが安全 (耐震性はない
・しきい値なし比例モデル (しきい値なしが正しい
・チェルノブイリ原発事故の真実 (真実は、多数が死亡している
・高放射線地域で健康被害なし (この種の健康被害は表に出ない仕組みになっているから被害なしとされているだけ
・いつか枯渇する化石燃料 (ウランも枯渇するのでは
・電気代とエネルギー源 (原発の実効コストは意外と高い

ところで、「原発」と「不都合な真実」で検索すると、次があった。
47トピックス
連載コラム 原発の不都合な真実 シリーズ
例) 第9回 「原発は安価か? 建設コストは増加の一途  「リスク大きい」と格付け会社」