文部科学省:宮城県・福島県・茨城県沖における海域モニタリング結果[平成23年11月17日](PDF:145KB)  


を見て、驚いた。


三陸の海の南端近辺(金華山近辺)では、沖合いの表面海水のセシウムの放射能濃度が、今年9月には、0.01Bq/Lを切っているではないか。


濃度の分布を見やすくするため、文部科学省の同報告値(Bq/L単位)をmBq/L(ミリベクレル/リットル)にし、Cs-134とCs-137の合計値を、マッピングしてみた。


三陸の海は、みごとに親潮に守られている!


これなら、表面海水をたっぷり飲み込む三陸の養殖カキ(牡蠣)は、もう大丈夫だ!


牡蠣の海水のセシウムからの放射能濃縮係数13だから、たとえこの係数の実際のばらつきを考慮にいれても、三陸の牡蠣のセシウム濃度は、1Bq/Kgをはるかに下回る計算になる。


ジョー爺 世界ほっつき歩き!

<参考>

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/1790/2011/06/1307754_0624.pdf
太平洋における放射能濃度分布のシミュレーションについて
平成23 年6 月24 日
独立行政法人日本原子力研究開発機構