はやり本はなるべく買わないことにしているのだが、30年ぶりか早稲田大学に行く機会あり、帰りに近辺の本屋を覗いたら今回の大震災関連の本が幾つもあり、「三陸海岸大津波」 吉村昭著、が目に留まり、買った。

帰りの地下鉄・バスの中で半ばまで読んだ。


明治29年の津波で三陸海岸が2万人以上、今回の犠牲者数を上回っているかも知れない規模で、当時の被災者の話(生活)が生生しく、現在のメディア報道でも伝えられないリアルさを持っていて驚いた。


やはり、現場に幾度も幾度も足を運ばないと、ほんとのことは分からない、、、、


記事

岩手日報:「三陸海岸大津波」に脚光 故吉村昭さん記録文学(4月12日)

作家の故吉村昭さんの記録文学「三陸海岸大津波」が東日本大震災以降、幅広く読まれている。文庫本の発行元である文芸春秋には注文が相次ぎ、5万部を緊急増刷。妻で作家の津村節子さんが増刷分の印税を被災地に寄付するなど、一冊の本から新しい人のつながりが生まれつつある。

 同書は明治、昭和に三陸を襲った津波を、被災者の生々しい証言をもとに描き、1970年に発表された。波の高さが40~50メートルにも及ぶなど、今回の津波被害をほうふつとさせる記述も多く、歴史の教訓を伝える「警告の書」。<続く>


同書の参考レビュー
■ 「三陸海岸大津波 (文春文庫)」 みんなのレビューページ

■ Amazon:三陸海岸大津波 (文春文庫) [文庫] 53件のカスタマーレビュー  


日本の津波の歴史

こんな年表見ていて何がわかるかと思うが、、、、

■ Book Wiki Portal 【主な日本で起きた地震/津波災害】
■ 地震による津波災害の歴史  引用:理科年表