昨日、江ノ島の裏磯(ヨットハーバー側)に初めて行ってきた。
切り立った崖沿いの岩場。 おそるおそる岩から岩へと歩きましたが、ここは結構危険。
とは言え、常連らしい、磯釣り人、ハヤブサを撮る方々、海藻を採るおば様達、、、、
さて、帰り、江ノ島大橋の隣の歩道橋で、クロスバイクを乗っていたら、
とてつもない強風、街灯が大きくゆれ、クロスバイクのタイヤがスリップ。
道路のタイル表面を見ると、なんと、クロスバイクが風に流されているのでなく、タイルが左右に滑っている。
クロスバイクから降りて歩道に歩こうとするが、一瞬 眩暈がきたように、ふらふらする。
あ、とうとう俺の体に異変が起きたか(歳だから)思いながら歩いていくと、おさまってきた。
相変わらず、街灯は大きく振れている。
片瀬江ノ島駅前のマクドで休憩した後、境川沿いに走り始めると、川沿いの店のかたらしき地元の男性が外人さんと話しこんでいる。
で、その時、あ、地震なんだ、あの揺れは、と確信した。(何故かわからぬが)
で話しかけてみると、とんでもない規模の地震が発生していることをこの時知った。
早速携帯に何かメッセージ着ているかチェック。何もない。
川沿いをさらに行くと、津波の警告のスピーカーの声が聞こえてくる。
最初は相模市の避難勧告で、高台に避難せよ。 さらに先を走っていくと、八戸災害対策本部としての避難勧告、これも高台に非難せよ。 境川のかなり上流なのに、遠い八戸のものが何故??
ようやく、午後5時頃に我マンションに着いた。
と、マンションの裏口のドアを開けっ放し、エレベータは停止
部屋に入ると停電、水が出ていない。
彼女は、地震が起きて怖くて外に飛び出していたそうだ。
私にすぐ電話しようとしたが通じない、Cメールも使えない、で電子メールを使い、送信確認していた。
さて、その後、
我団地全部が午後10時過ぎまで停電!
日没前後に団地の商店街に行くと、八百屋さんがぎりぎりまで頑張っていたが、その他は店じまい中。
イトーヨーカドーがとっくに入り口を閉ざしていて、これには団地全体に大きなインパクトだったろう。
日没後、ただひたすら暗闇。
外は寒く、どこもかしこも静まりかえり、無人かの如く不気味。
ショックだったのは、団地の管理センターに夕方行ったのだが、そうそうにドアを閉めて、何の張り出しもないことだ。
明かりもなく、テレビも無く、暖房もなく、炊事の水がなく、トイレの水もなく、そしていつ電気が灯るかも予想がつかず、、、、
彼女は、もう寝るしかない。 確かにそうだ。
ところが窓から外を見ると、団地の隣の消防署とその周辺に明かりが灯っている。 我団地だけか停電か?
で、車を走らせてみた。
大きな交差点の一部は信号機が点滅していたが、他は全滅。
まあ、それでも周辺を回ってみたが、町全体が真っ暗であった。
ただ不思議なのは、団地の隣の消防署近辺の明かり。 病院も点灯し、その病院の自販機が点灯していたことだ。
さて、寝支度にとりかかると、パソコンがカチッと言った。
そうそう、夕飯の事:
水がないので、水がなくても食べられるようにと、彼女は早々にポテトサラダを作り、食パンを調達していたのでした。 ポテトを作るのには、10年前に買っておいていた期限切れのボトルを沸かして使いました。 ガスは使えたからでした。 さすが、彼女。
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昨日の江ノ島の地震時の記事を探していたら、こんなの見つけました。
「こんな江ノ島初めて見た…。水がないぞ…。」