この本、買ったばかりの綺麗さで、棚に置いてあった。

プロローグ、第一章、そしてエピローグだけ読んで、、、あ、この人、キチンと考えて、企業をしっかり絞り込み、そして丁寧に現場を取材し、分析しているな、と感心したのを覚えている。

(しかし、第2章から第7章までは、読んだかどうか定かでない。)


私の結論:きちんと全て読み、なおかつ、捨てない。なぜなら、頑張って生き抜いた老舗企業の歴史は留めておきたからだ。 野村 進氏、いい仕事しているな。


野村 進 (著) 角川グループパブリッシング (2006/11/9)

アマゾン

中古品49点¥ 60より


[目次]
プロローグ 手のひらのケータイから
第1章 老舗企業大国ニッポン
 ・老舗は日本に集中している
 ・アジアの老舗企業事情
 ・植民地主義下では老舗が育たない
 ・華人の企業は続かない
 ・「職人のアジア」と「商人のアジア」がある
 ・日本人は職人を尊ぶ
 ・「削る文化」と「重ねる文化」
第2章 ケータイに生きる老舗企業の知恵
第3章 敗者復活
第4章 日本型バイオテクノロジーの発明
第5章 “和風”の長い旅
第6章 町工場 ミクロの闘い
第7章 地域の“顔”になった老舗企業
エピローグ 世界最古の会社は死なず

 ・「老舗」に対する大阪人の心意気

 ・日本最古の企業、廃業の危機

 ・寺社建築の工法には進歩はない

 ・他の建築会社にない困難は「時間」だった

 ・老舗の看板が信用の代名詞だったのは過去の神話

 ・「金剛組を潰すことは大阪の恥」

 ・役に立たない老舗は潰れる


<参考情報>

著者:野村 進 WIKI

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