副島隆彦著 ちくま新書

1995年8月 第1刷、1995年12月第8刷発行

定価680円 (105円で購入


アマゾン  中古品124点¥ 1より

内容(「BOOK」データベースより)
なぜ日本人は英語がうまくならないのだろうか。なぜ珍妙な和製英語がこうも街なかに氾濫しているのだろうか。日本の英語教育における基礎工事の欠陥こそが、その元凶であろう。もう一度「英文法の基礎」の根源的理解に立ちもどって、土台から立てなおす必要があるのではないか。中世ヨーロッパ以来の文法学論争を踏まえつつ、わが国の英文法理論がかかえる混迷と謎に鋭く迫るとともに、基本動詞から比較級・仮定法にいたるまで、英文法の基本体系のエッセンスを説き明かす。ここからはじまる「基礎英文法」再入門。

<感想>

アマゾンでも他のサイトでも、この本についての評価が全体的にクソミソ的。

しかし、我世代、中学及び高校での英語の教育、またその後の日本の英語環境で、人生の大切な時期の時間・金・エネルギーを無駄に費やされた身としては、日本の英語教育界に喧嘩を売っているのはおもしろく感じました。

一方、英文法の説明そのものはかなりちぐはぐで、体系としては中途半端というか発展性のない論理で、一部、そんな考え方もあるのかと思う程度。


なお、下記サイト、おもしろいですねー。


<本書について>

アマゾン  (レビュー)*ひどい評価

英語と洋書の日々  いい所もあるよと

劣悪な出版物と我々の責任  クソミソ


<著者について>

副島 隆彦(そえじま たかひこ、1953年5月1日 - ) WIKI  著者を嫌っている人が書いている?