琉球新報社 2005年9月15日 初版第1刷発行、2006年8月15日2版第2刷発行


この本は、2006年の秋に初めて沖縄に行った折、購入したが、今の今まで手をつけずに”大切に”保管していたもの。

定価800円ですが、ネットで検索してもこれを1円で売ろうなどという人もいないし、コレクター的に高値で売ろうという人はいないことを知り、安心した。

これから封印を解き、読まねばと思う。


これはずっと語り継いで欲しい!


これに関する、琉球新報の関連サイト:


http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-8759-storytopic-29.html

http://ryukyushimpo.jp/variety/page-128.html


 今年は1945年の沖縄戦終結から60年です。琉球新報は戦後60年報道の一環として「沖縄戦新聞」を企画し、2004年7月に第一号「サイパン陥落」を発行してから、最終号「降伏文書調印」まで計14号を本紙特集面として発行しました。

 「沖縄戦新聞」は戦争を知らない記者が60年前にさかのぼり、多くの住民を巻き込んだ国内最大規模の地上戦について現在の情報と視点、体験者の証言を盛り込み再構成した企画です。

 沖縄戦を三カ月間の地上戦に限定するのではなく、軍による住民の根こそぎ動員など、すべての県民が戦争に巻き込まれていく過程も描くことで、沖縄戦の実相に迫ろうと試みました。

 新聞は戦前、戦中の一時期、戦意高揚に加担した負の歴史を背負っています。琉球新報も例外ではありません。「戦(いくさ)のためにペンを執らない」。戦後60年の今、報道の現場に立つ私たちは、この企画を通してあらためて誓いたいと思います。