「Off the shelf」 という言葉を十数年ぶりに思い出した。


これまで乗っていたクロスバイクと言う自転車は、自転車店に吊るしてある極めて手頃な値段のものを、余り考えもせず買ったものだった。 で、そのような商品を、「off the shelf」の商品をいう。


今の自転車は、’走る’というより、それなりに近辺を乗りまわれればと十分と思い、何の調整もせず、そのままにしていた。


でも、最近、結構走っているのに、何で皆軽い感じで私を追い越していくのだろうか???


で、ようやく、自転車なるものの奥深さに気付いた次第。


自転車は、本来、一人一人の体型(つま先から股下、肩幅、など)に合わせ、最適な走り方を前提にオーダーメードで作り、且つ、そのオーナーが最適な走り方をすれば、すごい力を発揮するし、体も、すごく自然に鍛えられるということを、思い知らされた。


例えば、今、オレゴン州に住む、かつて脳腫瘍(良性ではあるけれども)で苦しめられた女性が、2輪ではやっていけず、3輪のトライクを自身で見つけ出し、自分にあった物を自ら開拓して、ツーリングを頑張っている、いや楽しんでいるなんてのは、ただただ脱帽!


さて、そんなことを考えながら、今日は、Off the shelfで買ったクロスバイクではあるものの、自分の体型に合わせて調整したバイクで走ったら、あっと言う間に40キロ以上を走り、心地良かった。 


走るのに使っていた体は、今回、足が一部に過ぎなかったことにほんとに驚かされた。



ジョー爺 世界ほっつき歩き!



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とは言え、ばらそう、私は還暦。 (世間では、そんなことを言っているが、私は、そんな世間の外なので、実際は、関係ないのですが。)