そろそろ、今回のイギリス旅行の顛末、忘れないうちに気になっていた事をたくさん綴ったが、どうしても最後に書かなければと思ったことがこれ。(いや、もう一つある。)
それは宿の話。
もともと、イギリス旅行は、のどかな田舎の、家族的な雰囲気の、ガーデンのある、そしてお安いB&B、にあこがれていた。
しかし、短い準備期間の結果、宿はとにかく確保する事が先決になってしまったきらいがある。
今回の旅が終わって、宿って、旅そのもの、旅を充実させる最も重要なコア、だと、つくづく思う。
さて、その宿の最大の失敗がこれ!
湖水地方、ウィンダミアの駅の近くの”Lake Lodge and Lakes Supertours”
この宿は、元々は"Lake Hotel"という宿だけのサービスだったのが、湖水地方のツアーサービスの方に重点をシフトしまった様子。
知人からの情報で、Lake Hotelで探したが、宿のオンライン予約(主にTrip Advisor)でどこも扱っていず、ようやくメールアドレスを見つけて、メールで予約のやりとりをしたところ、返事は部屋のことより湖水地方ツアーの売り込みばかり。 あたかも、湖水地方ツアーのための宿だから、ツアー申し込みが前提だと言わんばかりの調子。
こちらからの返事は、ツアーのことは一切触れず、宿のことだけにしたが、宿に着いたら、即座にツアーどうするんだと言われそうな感じ。
で、宿に着いたら何が起きたか?
「あなたねー、昨日着くことなっていた筈じゃ。 わしゃ、夜11時まで、この受付のところで待っておったんじゃ!」
「お前さんが打ってきたメール、証拠に見せてやるよ。」
とにかく、絶句。
いやー、ペナルティはもちろん、その分の宿代。
彼は、結構な時間、繰り返し、問題だ、問題だ、と連発し、私は神妙に聞き入りました。
そして、その後、彼は、ツアーに申し込んで当然だろうという口調。
で、まあ仕方ない、予約するかということになってしまった。(これは、翌朝、彼女が英語のツアーなど我慢できないので、キャンセルしたが、ちょっと憮然としてましたね。)
*とここまでの彼の描写では、彼のイメージが冷たい感じですが、実際の彼は、このことが無ければ、気のいいおじさんという感じであります。
口コミ(英語) では、もしこのおじさんはJohnさんなら、ツアーは面白いですよと書かれています。
もしツアーが主目的で、鉄道・バスで旅行であれば、この宿お奨めかも。
Lakes Supertours 公式サイト (日本語)
一方、我々のケースでは、奨められない宿の一つになってしまった次第。
まあ、こういうトラブルがあるから、旅は面白くなるのですが。
さて、もし私がバックパッカーで、鉄道でウィンダミアに来たのなら、次の宿なんか、いいかも知れませんねー。
http://www.lakedistrictbackpackers.co.uk/
ここは、バックパッカー向けの安宿。
プライベートルームでは一人£17だが、セルフサービスのコンチネンタルブレークファースト付き。
しかし、この場合、彼女は絶対着いてきませんが。