松原商店街から路地にそれて発見した壁。
これに味わいを覚える私は何なんだろう。 大きなしゃれた西洋風の家々にこれまであこがれていたけれど、終の棲家の視点であらためていろいろ家々を眺めていると、大きな家でなく、昔ながらの木造の小さな家の方が花や木々を大切に、みずみずしい。
昨日は、浅草の三社祭りに生まれて初めて出かけ、ついでに路地から路地を歩いたけれど、とある小さく古びた木造の家の中で、親類縁者か近隣者か大勢が賑やかに談笑している声。
歳なのかなー、俺、とも言えなくもないが、
厚くて立派な壁は人によそよそしい。