ジョー爺 中国・アジアを歩く!
10数年前に、仕事で台湾に幾度も訪問したことがあり、その折観光ガイドブックを読んでいたら、台湾は別名美麗島と呼ばれていたと書いてあって、その呼び方が気に入っていました。


最近ブックオフによって、本のタイトルで読みたい本を探していたら、その「美麗島まで」というタイトルが目にとまり買ったのですが、沖縄出身のご両親を持つ予那原恵さんの、ご両親の台湾時代への追跡の旅の本。


西欧、中国大陸、そして日本に翻弄された台湾の方達、そして日本本土に翻弄された沖縄の方達の話で、結構重い内容。


今、ようやく半分程読ませてもらいました。 


3年前、5日程沖縄を旅しました。 その時、少しだけ沖縄の置かれた現実を実感しました。この本で、なんかどやしつけられたような衝撃を受けました。


台湾はいろんな意味で頑張っています。 そして彼らの今は「美麗島」にふさわしいと、私は思っています。 日本本土の皆さん、今の日本の惨状は、日本が歴史的にやってきた事に対して反省を促す機会だと思っています。