バーチャルな旅の船便スケジュールが間違ってしまい、大陸内部への旅の建て直しでてんやわんや。

まだ、天津港(正しくは新天津港)のある塘沽に延泊しています。

この町、小さな鄙びた港町かと思っていたが、とんでもない。


塘沽は、(私には)驚いたことに港湾関係、ハイテク企業関係で急成長している地区で、日本からの駐在員も多く、日本食の店も複数、カラオケ店はたくさん。


塘沽の全貌の一端を下記から知り、圧倒されましたが、町を歩いている限りでは、わからないなーそんなこと。


ジョー爺 中国・アジアを歩く!

1)莫邦富の著述「中国全省を読む」今年4月1日発刊


かつて一面に塩田が広がる荒野だった浜海新区(含塘沽)は、天津市内から東へ約50キロ離れた渤海地域の中心地にあり、153キロの海岸線を有し、港湾、経済開発区、保税区と塘沽、漢沽、大港という三つの行政区からなり、面積は2270平方キロ、人口は約130万人。

米「フォーチュン500」にランキングされている企業が100社以上も同新区に進出し、トヨタ、ダイハツ、ヤマハ、新日本石油などの日系企業も300社余りが工場を設立している。三星、大宇など韓国勢も勢力を誇示している。 特に、モトローラの投資が群を抜いており、天津は同社の企業城下町と言われるほどである。


2) http://www.peoplechina.com.cn/jingji/2007-11/30/content_88112_4.htm

塘沽区の面積は758平方キロ。北京までは140キロで、「京畿の門」と呼ばれている。この中には、中国北部最大の港湾である天津港、天津経済開発区、天津港保税区、塘沽海洋ハイテク開発区(国家レベル)、中国最大の海洋石油企業である渤海石油公司がある。


 塘沽区は、整備された都市インフラとよく発達した陸海空の交通網を持っている。北京―山海関の鉄道と遼寧省丹東―チベット・ラサの高速道路は、ともに塘沽を通っており、2億人近い人口を有する東北、華北、西北の広い内陸部とつながっている。

<続く>