道南へ行っておりました。

お盆なので…御先祖さまゆかりの地へご挨拶に。

北海道に住む日本人は、そのほとんどが明治2年の開拓より後に本州・四国・九州から移住してきた方々ですが、私の御先祖さまはそれ以前、松前藩がこの地に根を下ろした時から北海道にいらしたようです。

夕方、札幌駅からスーパー北斗に乗り込み、さっそく腹ごしらえ。

何年か前からスーパー北斗の車内販売が廃止されてしまったので、食べ物や飲み物は乗車前に買っておく必要があります。

車内販売で買って飲むアツアツのコーヒーが好きだったのにな…

長万部駅で受け取るかなやのかにめしや、大沼公園駅で買う大沼団子…長い乗車時間の楽しみでした。

※かなやのかにめしは、札幌駅や函館駅では購入可能です

適当に北海道っぽい海鮮のお弁当を選んでみました。

道中のお供は『街道をゆく　北海道の諸道』／司馬遼太郎。

街道をゆくシリーズは大好きで、ひとりで旅行へ行く時はその土地のシリーズを持って行くことが多いです。

その膨大な知識のかけらを授けてもらうことで、また違った見方が出来るようになるのです。

真ん中の北海道は、酢漬けの昆布でした

美味しくいただきました。

次の日はいさりび鉄道、というのに初めて乗って、松前藩の本拠地松前へ。

ずっと雨の予報で、豪雨のため新幹線が運休したりしていたのですが、私が行くところは奇跡的にずっと晴れが続いて、ありがたかったです。

木古内でバスとの接続に１時間あったので、近くのみそぎ浜というところで手を禊いできました。

『寒中みそぎ』という伝統神事が行われる場所なのだそう。

おかげさまで心も体も清々しく出発することができました。

次の日はまた別のルートで江差へ。

開陽丸記念館も見てきました。

敵方であった旧幕府軍の船ですが、街道をゆくで読んだばかりなので気になって。

その後、厚沢部町へ。

帰りの北斗でも駅弁を買いましたよ。

新函館北斗駅から乗ったのですが、時間もなくて選択肢もあまりなかったので、目についた物を。

3種のウニ弁当。

次は違うのを買いたいです

田舎路線の旅は、接続が命！

なにしろ１日に2〜3本しか走ってない公共機関を乗り継いで行くのだから時刻表とにらめっこで計画が全て。

後で知ったのですが、道南は距離が長いので色々と周遊切符など発売されているようです。

けっこうお得なのもあったので、次回はもっと有意義に使ってみたいです。

なにより、最後までお天気に恵まれた道中で、楽しく周らせていただきました。

感謝感謝です。

かなやのかにめしは楽天でも購入可能です。

冷凍だけど…

道南へ〜駅弁編