目の前に起こる全ては、あなただけにしか訪れない必然の出来事です。
そして、ただ、目の前に起こることが、ただただ起こっているだけです。
生きていれば、多かれ少なかれ、苦難は誰にでも訪れます。
私の場合、人生最悪の出来事は、「妹の突然の死」でした。
(と、当時から最近に至るまでは、思っていました)
人間は、自分の目の前に起こる全ての出来事に対して、
あらゆる「解釈」をします。
解釈は「物事に対する見方」という言い方もできるでしょう。
例えば、よく耳にする例として、
コップに半分の水があるとします。
これは、大変貴重な水です。
しかも、あなたは、あと丸一日かけて、
砂漠の中を歩き続けなくてはならないとします。
あたなは、どう考えるでしょうか?
ちょっと目を閉じて想像してみてください。
「もう、半分しかない。。。。どうしよう。。。」
「まだ、半分もある!!」
全く、同じ水ですよ。
状況も全く同じ。
目の前にあるのは、コップに半分の水があるだけ。
この違いはいったい何なんでしょうか?
何が、あなたを、そのように考えさせるのか?
人間の思考にはある種パターン化されてしまった、
自動反応装置があります。
そうそう!
皆さんも一度は聞いたことがあるでしょう?
「パブロフの犬」です。
レモン想像するだけで、唾液が出てしまう、あれです。
条件反射みたいなもの。
で、その条件反射は、過去の強烈な体験、トラウマ、
反復的な慣習等々によって、無意識に自動反応装置として、
脳に刻み込まれていきます。
コップ半分の水を見たときに、どう反応するかは、
自動反応装置が勝手に作動するのです。
これは、反応のレベルですね。
この自動的な反応を変化させるには、
潜在意識や無意識のレベルにアクセスして、
強烈な刺激を与えたり、反復作用を行うなどしない限りは、難しいです。
ですが、自分で少し工夫すれば、多少改善させることはできますよ!(=⌒▽⌒=)
「え、本当?」って、疑う人いますよね( ̄▽+ ̄*)
まずは、反応を否定せずに「ありのまま受け入れる」ことです。
自分の反応を否定すると、これが逆に強化されます。
なので、否定しない。
ただただ、ありのままを受け入れる。。。
次に、ありままの自分の状態を見て、
「それは、他にどのような解釈が可能だろうか?」
と、自問自答してみることです。
●「別の視点で見ることはできないだろうか?」
●「もし、別の視点で見たら、どのような気分になれるだろうか?」
●「もし、違う立場で見たら、何が起こるだろうか?」
このような質問を、じっくりと焦らずに、自分にしてみるのです。
これを、しつこいくらいに繰り返してみてください。
何度も。
このような質問を繰り返していくうちに、反応レベルを超越して、
冷静に自分の立場を確認することができるようになります。
先ほどのコップ半分の水のケースも、否
定的な見方を、肯定的な見方に変えることができます。
要するに、目の前に起こっていることを、
「どのように解釈するかは自分次第」なのです。
私の場合、このような質問を繰り返すことによって、
「妹の死」に対する見方は
「最悪の出来事」から、
「命や愛の大切さを教えてくれた機会」
へと変わりました。
だから、今、人生や仕事に悩んでいる人に言いますね。
目の前にある「出来事」をどのように解釈するかは自分次第。
そして、自分の中にある自動反応装置から導き出された答えに対して、
「それは、他にどのような解釈が可能だろうか?」
という魔法の質問を繰り返すことで、
ポジティヴなものへと変化させることができるのです。
質問を「何度も繰り返す」ことが大事ですよ!
否定的な答えがでてきたら、
この魔法の質問を自分に投げかけてみてね。
きっと、プラスのエネルギーをあなたにもたらしてくれることでしょう!
いつもあなたと一緒にいます。 by 天空海
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