今までで一番辛かった体験を
テーマにしていこうかなと思います。

それは、高校の時。
特に一年生の時かな。
これもやっぱりソフトテニスです。

はじめての寮生活。
はじめてのメンバー。
何もわからない中始まった高校生活。

馴染めない日々は、
めちゃくちゃ辛かった。

でもそれ以上に、
ソフトテニスでの壁。
超えられない壁。
圧倒的にレベルの違い。
を感じて、
それを自分で体験して理解した時。

なんていうかな。
何しにきたんやろうって。
その時、生まれて初めてこんな競技なかったらええのに。カッコ良くもないしって、
嫌いになりました。

プライドが高い僕は、
1番になれないなってのは、
本当に認めたくない事実でした。

馬鹿にされるのが
笑われるのが嫌で

悩み過ぎて女子の先輩に
相談してたら激怒されるぐらい
僕はダメでした。(笑)

でもその期間が僕を
人間として成長させてくれたのは
感じています。

嫌いな環境。逃げ出したくなる環境にいると
適応してくる。
それが人を太く強くしてくれる。

でも、嫌いなものって
なかなか好きにはなれない。
僕の高校時代は、人生で最も
楽しくない3年間でした。
そして、仲良いと言える人も
そんなに居ません。

そんな経験をしてなぜ大学でも続けたのか。

それは、僕は馬鹿だからです(笑)
馬鹿だからやっていたんだと思います。

大学では、
3年、4年になって
こんな俺の指示に動いてくれる
後輩達を見て、俺も頑張ろう!
と思い、強い気持ちで日々を
過ごしていたのが、印象にある。

ソフトテニスが出来れば、
その環境では強くいられる。
だが、違う環境に行くと話は違ってくる。

狭かった。もっと人を
リスペストしなくてはいけなかった。

テニスができることなんて
どうでもよかった。

それより人の話を聞けたり、
優しい人間が必要なんだ。
って気づくには遅過ぎた。

なんでって、人は1人では
生きていけないから。

正直、高校の時にそういう人は
1人もいなかった。

集団としてのレベルの低さって
やつなのかもしれない。

この体験から成長できたのは間違えない。
そしてこれからも成長していきたい。

よこじ。