こんばんは、ゆめたま代表の相川です。
以前、われわれゆめたまの活動拠点となる天王森泉公園や境川遊水地公園周辺では、キンブナやギンブナが生息していました。
当時は、時々放流?されたゲンゴロウブナ(ヘラブナ)なども採集できました。
当時は、ゲンゴロウブナは少なく、見た目がきれいで、大型で希少性があったので採集できるととてもうれしかったのを覚えています。
キンブナは地味で小型で鱗が乱れて見た目がきれいでなかったので捕れてもあまり嬉しくありませんでした。
現在ではキンブナ、ギンブナ、ゲンゴロウブナ(ヘラブナ)はほとんど採集することができなくなりました。
採集してギンブナだと思って飼育していた7個体すべてが春先に追星をだしました。
ギンブナではありませんでした。
フナの仲間の同定は難しいためこの飼育個体については『フナ属』というところでとどめておきます。
いつの間にか、キンブナやギンブナは姿を消し、『他のもの』へ置き換わっていました。
感覚的なのもになってしまいますが、他の生き物でも感じています。
例えば、この地域では在来種の『ウグイ』が減少し、外来種(国内移入種)の『カワムツ』が増加しています。
継続的に調査を続けていくともっといろいろなことがわかります。
写真はキンブナとギンブナ
どっちがどっちかわかりますか?