明け方、祖母の夢を見ました。

 

10歳の時両親が離婚し、最初の7年間を母と過ごしましたが、

その後母が再婚し、難しい時期だった私は

父の家へと移りました。

 

父の家は当時、父の内縁の奥様と父の母親である祖母と、

3人暮らしでしたが私がそこに飛び込んだわけです。

父の奥様は自分の母の介護を理由に間もなく父とは

別居を始めましたが、本当の理由は私だったと思います。

 

その後、父がほとんど家にいなかったので、

私が家にいるときは祖母と二人きりでした。

最初は元気だった祖母が病気をしてからは

私が今でいう「ヤングケアラー」という立場になるのですが、

なんの自覚もなかった当時。祖母の事を全く思いやらなかった

悔いが強く残っています。

 

今日の夢は眠っている祖母の様子を見にいく夢でした。

祖母は弱ってしまって、いつ命が終わっても不思議ではない。

その祖母の頬を両手で挟んで、息をしているのを確認する

夢でした。

 

「おばあちゃん、生きているよ。ちゃんと生きているよ」

自分の寝言で目が覚めました。

夢の中で言った相手は父でした。

あ、父ももうこの世にいなかったんだ。。。

 

目が覚めた瞬間そんな思いがいっぺんにきました。

 

祖母の姿は今の義母の姿だったと思います。

いずれ、毎朝義母が息をしているか、確かめなければ

いけない、そんな日が来てしまうのだろうか。

同居の義弟と義父の気持ちを思います。