意識の中にある居心地のいい場所。
コンフォートゾーンとは、
慣れ親しんだ行きつけのバーのような
一番リラックス出来る場所なのです。
テストの点数に例えると６０点ぐらいが
居心地がいいと思ってる人が、
たまたま９０点とってしまうと慌てて、
次のテストで３０点をとってしまうなど、
平均してと６０点に戻そうとします。
年収５００万円で満足している人が、
宝くじで１億円当たっても、
落ち着かなくなりすぐに、
使い果たしてしまうこともよくあります。
年収５００万円はその人にとって
平均よりもちょっと高く、
誰にも文句を言われない
居心地のいい場所なのです。
このコンフォートゾーンを維持しようと
働いているのがホメオタシスという
同じ状態を維持しようとする機能です。
なので、
本を読んですごくやる気になっても、
翌朝には冷めているといったことが
当たり前のように起こります。
これは正常な作用であって、
自分はやる気が続かないと
落ち込む必要はまったくないのです。
ホメオスタシスは変化を嫌います。
現状がいい状態でも悪い状態でも、
その現状を維持するように働いてしまうのです。
では、
どうすればこのホメオスタシスの
設定を変えてコンフォートゾーンを
上げていくことが出来るのでしょうか？
それを次回からお話していきます。