ちわわっとあわあわです。
随分と長い間、ブログ更新していませんでしたね。なんと去年の12月以来!
おさぼりん、すみません汗


と長い間、さぼっていると何から書き出していいかネタを思いつくのに時間がかかります。
ということで、今日は先日あったモーツアルトコンサートについて書こうかな。


先週、学校で行われたモーツアルト コンサート。
音大の先生によるコンサートなのですが、特別に私がピアノのソロとして抜擢されました。
弾いた曲はモーツアルト KV.332のソナタ。
すごくシンプル、かつモーツアルトのユーモア溢れる可愛らしいソナタです。


コンサートは、一週間前からもうチケットは完売!
まだ16人も待っている人がいたんだとか。
なので、座席はばっちり埋まっていました。
何年ぶりだろう、これだけ観客がいるとなんかほっとする。
逆にこじんまりとした場所で弾くと逆に緊張しちゃうものなんですよね。


演奏自体は大成功。


”すばらしかった。もう何も言葉では表せないくらいよかった。”
”純粋な音で、凄く綺麗だった。”



そんな言葉を何人もの方から帰り際に声をかけられて、本当に涙が出るほど嬉しかった。
モーツアルトで人を感動させることっていうのは最高に難しい。
技術的に彼の作品は簡単だと言えるかもしれないけれど、正確な音楽性が要求される。
たった一音でもミスをすれば、台無しの演奏になってしまう。
だから、モーツアルトを演奏する時は正直、怖いです。


だけれど、今回は自信を持って演奏することができた。
初めの一音を弾いた瞬間、頭の中では映画のようにその作品に対する私の物語が流れていた。



演奏してる時は話せないんだもん。
だったら、音で話させてほしい。


そんなことを思いながら、演奏した後の達成感はすばらしいものだった。
演奏直前にちょっと走りにいった効果があったかな?
彼氏は舞台裏で、私のお気に入りのぬいぐるみと一緒に待機していてくれたし、
今回は、本当に安心して舞台に臨めた。


今までの私の演奏は、確かに手や腕全体はリラックスしていて、柔らかい音を出していたけれど
最近は、もっとその柔らかさの中にもまっすぐな芯がある音色を目指して弾くことにした。
別にそれといって、指で鍵盤を押さえる力を強くするのではなく、身体全体でタッチする。


大学に入ってからのピアノの先生は素晴らしい。
私に自信を与えてくれた。


もちろん自信を持つことの大切さは、彼氏からも何度も教えてもらったこと。
彼は、中国のほぼ全てのオーケストラと一緒にソロで演奏した経験はあるし、
12歳の頃に台湾でソロリサイタルを開き、たったの2日間で何百万と稼いだこともある。
私とは360度世界が違う人あせる
だから彼がヴァイオリンを弾くときには、不安の文字さえ全く表情に出ない。
芯がしっかりしていて、自信たっぷり。かといって自慢した演奏というわけではない。


私もそんな風になりたい。
もっと近づきたい。もっと上を目指したい。
それでこそ、音楽の素晴らしい世界に浸っていたい。


大学から、一学期の成績が良かったため、飛び級して3年で卒業しませんか?
というお誘いの手紙が入ってきたが、ピアノの先生と話して、
どうせ無料でこの学校で学んでいるのだから、もっと知識を貯えて、ピアノ演奏技術をあげてから
大学院に進んだ方がいいと確信した。
確かに飛行機代や雑費などで両親には金銭面でまだまだ辛いことをさせているけれど、
あとになって成功したら、彼らを幸せにしてあげよう。


音楽を通して、いろんな人を幸せにしていきたい。
そんなことを思いながら終わった、幸せなコンサートでした。


さて、5月には日本に帰る予定です。今年は高校時代よりも早めに帰国です。^^
夏休みの間に今年は音楽祭に行こうかなとも考えていたのですが、
今年は京都に行ったり、韓国に行ったり、どこかに旅行に行くことに決めました。


父親は、”また今年、地元で夏のリサイタル開かないの?”って何度も何度も聞いてきますが、
今年はちょっと一息入れて、休みたいなって思います。
まだピアニストとしての成長は発展途上だし、
新しいレパートリーもまだまだ増やさなければいけない。


6月に日本のピアノの先生から声がかかった一般公開のリサイタルはもう予定としてありますが、
それ以外には、個人の家で頼まれてミニコンサートをちょっとしにいくくらいで
大々的には演奏会はしないかな。


夏、なんかしたいな。
またアルバイトしようかな。

どうしよう。
楽しみ!!早く日本食食べたいです。

おにぎり、食べたい。。。