どーもどーも…尾島です。
お元気でしたか?
私はお陰様で元気でした…多分。
ブログ更新はどのくらいぶりだろう…
決してやめちゃったワケではないのでして。
そうそう、今回もまたネタができたからなんですよね。
タイトルにもあるように
「リリコンごっこ」!
どういう事?
はい、その名のとおりリリコンを疑似体験できたのです。
ではそのやり方をば…
用意する物…
パソコン(WinでもMacでも可)
SEMアプリ(無料でダウンロードできます)
EWI-4000s(他のウインドシンセやコントローラーでも可)
MIDI>>USB変換コンバーター
やり方…
まずはSEMを検索してダウンロード、インストールする。
(↑こういうやつです)
このSEMと言う物、オーバーハイムのいわゆるモノフォニックタイプのアナログシンセで、本物はリリコンの音源にも使われた物だと聞いてます。
見てのとおりの2VCOタイプなので、分厚い音作りも可能。
自分はCubaseのプラグインとしても使ってますが、スタンドアローンでも使用可能。
ウインドシンセ専用音源ではないので鍵盤での使用ももちろん可能。
そしてこれをコントロールするのは、今回はEWI-4000sを使いましたが、他のウインドシンセやウインドコントローラーでもUSB接続ができれば使用可能。
しかしEWI-4000sにはUSBがないので…
(その代わりMIDIのINとOUTはある…危険な事にも)MIDI→USBに変換するコンバーターを使用。
EWIにMIDIが両方ついてたら他のコントローラーでもEWIを音源として使えてしまうので危険?
だってせっかくの音源とコントローラーの一体型ウインドシンセを単なる拡張音源として使うなどと言う事もできたら…
EWIの立つ瀬なくなるし。
初期型EWI専用音源モジュールEWV-2000にはMIDIはOUTしかついてなかったのに。
それはさておき…
EWIとパソコンをUSB接続したからと言って、EWIを吹けばすぐSEMがなってくれるワケでもないので設定が必要となってくるのだが…
歯車マークの「設定」で、この画面を出してデバイス設定をしなくてはいけない。
黄色枠内の「Audio device type」を「ASIO」に設定し、次の段の「Device」でこのように設定する事で、はじめてEWIを吹いて演奏できるようになる。
しかしそれだけでは鍵盤を弾くのと何ら変わりはないので…
このような設定も必要となってくる。
これをONにする事で、息の量でボリュームやフィルターの開閉(いわゆるカットオフの変化)を吹いた時にリアルタイムに変化させ、ウインドシンセたる表現力をつけるのである。
つまり…
強く吹けば音は大きくなり、音質も明るく派手になる。
弱く吹けば音は小さくなり、音質も柔らかくなる。
と言った事ができるのである。
以下は主にピッチベンドやポルタメントの設定になるのだが。
こうして各種設定をするとEWIを吹く事で、往年のリリコンで使われたサウンドをコントロールできて、気分はまさにリリコン!
ただリリコンの音と言うのは、昔はリリコンにも専用音源モジュールがあったものの、後半はそれぞれ好みのシンセをつないで音を出していたので、そうなると決して「リリコンの音」とも違ってくるのだが、まぁそこは往年のリリコンドライバーでコントロールされたシンセと言う事で、この場では「リリコンの音」としておきましょう。
(かなり乱暴な表現だが…)
他にもEWI-5000やローランドのエアロフォンなどは本体にUSB端子が付いていた…ハズなので、MIDIコンバーターは必要ないだろう。
ただし、ヤマハのWXを使ってとなるならMIDIコンバーターは必要となってくるでしょう。
接続方法としては、WXから直接MIDIコンバーターに接続するか、VL-70mなどの音源モジュールを介してコンバーター接続する事となるだろう。
WXはリリコンドライバーと形状、特にマウスピース部分が非常に似てるため、EWIよりも更にリリコンに近い演奏感を味わう事ができるかと思う。
というわけで往年のリリコンをお手持ちのウインドシンセやコントローラーで疑似体験できると言うお話でした。
因みに…自分は先にも述べたようにDAWソフトのCubaseのプラグイン音源としても使ってるため、Cubaseでの使用も今後徒然に書いていこうと思うが、いつになることやら。




