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カフのブログ

80年代終盤から順を追って経験や写真等紹介してます。ここ最近の旅行はいわゆるバックパッカーな感じではないので、海外旅行ジャンルに入れてます。

 彼らと付き合うようになって、安い航空券の買い方や、ホステル、ゲストハウス等の安い宿等、安い一人旅の方法等を色々学んだ。同時にイスラエルという国やその歴史、ヘブライ語、ユダヤ教等に興味を持つようになっていった。

 元々、エソテリックな物事に興味があった僕は、スーフィズムやカバラ、チベット密教などにのめり込んでいくんだけど、時折彼らに、カバラについて振ってみたりしても、大概は「カバラは危険だ」という答えが返ってくるだけだった。カバラというのは一般のイスラエル人にとっては馴染みのあるものでは無い様で、インドやネパールでの瞑想体験や幻覚剤等に関してはイケイケでも(笑)、カバラに関しては、慎重であるべき、というより、一般には手を出すものでは無いという認識の者が殆どだった様に感じた。それは、カバラという知識体系自体、素人が中途半端に首を突っ込むのは危険だという意味なのか、あるいはカバラを研究していると自称するグループが危険な可能性があるという意味なのか、その辺りはわからなかった。

 彼ら露天のイスラエル人達と仲良くなっても、彼らは皆三ヶ月でいなくなるのである。まあまた別の連中が来て三ヶ月滞在するからそいつらと仲良くなればいいんだけど。とはいえ、何十人も同世代の男女と知り合うのだから、女の子を好きになってしまう事もあるし(笑)、そういう時はやはり辛いけど。ちなみに岐阜というのは田舎で、柳ヶ瀬という場所も、そう稼げる街とは思えなかったんだけど、彼らにとって岐阜は何故かかなりポピュラーな場所の一つだったみたい。いったん出国してまた岐阜に戻ってくる連中も多かった。居心地が良かったのか、サポートしてくれる金持ちでもいたのか、単に捕まりにくい場所だったのか?(おーい県警!!w)

 イスラエル人と非イスラエル人のカップルはよくいたが、非イスラエル人がユダヤ人という事は多かった。イスラエル人は普通、英語で話してても、ヘブライ語を英語に直訳したような言い方とか(これはネイティブじゃない言語を話すときは普通誰でもそうなんだけど)、独特の鼻にかかった訛りが特徴なんだけど、両親がアメリカからの移民とか、アメリカとの二重国籍って結構いて、当然だけど彼らは普通にアメリカ人みたいに話す。今も多いでしょ?

 ヘブライ語の発音が、人によってバラエティに富んでることは述べたけど、それは[R]の発音に顕著で、大概はドイツ語・オランダ語やフランス語の様な喉の方で鳴らす[R]の発音をするんだけど、スペインの[RR]の様な巻き舌も多かった。ただ、僕が一番感銘を受けた(笑)のが、たまに出会ったんだけど、後者の巻き舌の様な音を、前者の様に喉の奥で鳴らす発音の[R]。これは凄い。僕、発音を真似る上手さにかけては世界で五本の指に入るんだけど(嘘つけ)、これだけは出来ない。当時も、「何それ俺も真似したい!」って何度も練習したんだけど、できなかった。今もできない。おそらく、そういう発音をする地域にルーツを持つ家庭なんだろうけど、あるいは、それが本当のヘブライ語の発音で、ほとんどの者が上手に発音できないだけとか。個人的にはそちらを信じたい。あまりに格好いいから。