draycott-sw3のブログ

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読書日記をつけています。

Amebaでブログを始めよう!

さしあたり、最も勉強になった部分だけ引用しておこうと思います。

 

「アメリカの企業では、アカウンタビリティという言葉がしばしば用いられる。日本では説明責任と訳されるが、企業や学校は常に自らの業務について説明責任性が求められる。そしてこの原則は、説明できないことはしないという行動の基準や倫理性を生み出す。これもまた新プロテスタンティズム的なセンスであろう。アカウンタビリティとは神学用語である。神の前での最後の審判において、人間が天国行きの最終決定を受けるための、自分の人生についてのアカウンタビリティである。神の前に人生を説明して見せるのである。神はそれに基づいて判断するのであるが、人間にとっては、この時に神に言えないようなことは自分の人生の中で、様々な決断の際しないことになるので、まさに人間の行動の倫理的な規範になる。それだけではない。これはまさに最終的なアカウンタビリティではあるが、ピューリタンは毎日、信仰日記というものを書くようになる。そして自分の一日の生活を振り返るのである。これもアカウンタビリティである。いわば、この信仰の習慣の世俗化版が企業のアカウンタビリティなのである。」