⚫︎味噌らーめん+味玉コーン

贔屓にしている麺店という訳では全くないのだが、ここのメニューはほぼコンプリートした模様。

つけ麺もそうだったが、いわゆる味噌に抱くコクやうま味の物足りない感じは共通。むしろそこがウリなのか。

プレーンな「一指禅らーめん」がやはり一番無難な選択かもしれない。
同行者のオーダーした揚げニンニクのトッピングはなかなかマッチしていた。

濃度やうま味バランスを、もう少し今風にチューニングしてもらえたら、と思うものの、このオールドスクール感が逆につかみとなっている可能性もあり、判断位置の違いを感じた次第。

⚪︎自分の嗜好に合う率 2.5/5.0

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⚫︎味たまらーめん

評論家/研究家 石山氏プロデュースの牛骨ラーメン店。

牛というより、動物主体の独特な香りが丼全体を包み込んでいる。

牛骨白湯スープは自分も未経験なので、こういうものなのか判断が付かないが、全体像はいわゆる豚骨醤油の家系ラーメンとあまり差異がないように感じられた。

ビジュアル的にもほうれん草や一枚海苔が乗る辺り、提供側も実は意識しているのではないか。

ローストビーフが乗ることでお洒落風な味わいを演出できているが、特別なギミックは感じられず、普通に美味しい動物白湯 醤油ラーメンでした。

このことから、むしろ男メシ向きなイメージとした方が理解され易いのでは、、と感じてしまうは、自分だけだろうか。

⚪︎自分の嗜好に合う率 3.0/5.0

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⚫︎魚介鶏だし塩らぁめん 味玉

券売機には「あっさり系」とあったが、自分的には薄過ぎる(笑)ブレだったとしても、ちょっと、、という感じではあった。

それともこの塩梅が理解できない自分の味覚が、すでに終わっているという可能性もある。難しいところだ。

全粒粉の自家製麺やレアチャーシュー等、流行のフォーマットを逸脱なく準えている辺りは優等生的、ではある。

接客もよく、店内の座席配置も左右に余裕があり、居心地の良さであるとか、そういう部分が印象に残った。

TRY大賞2016では新人賞 塩部門で4位。
期待値ハードルを上げ過ぎたか。

⚪︎自分の嗜好に合う率3.0/5.0

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⚫︎ベーシックゼロ

長きに渡った課題店に初訪問。
カエシのない、出汁だけのスープなのに不思議と物足りなさを感じない。

あえて特製仕様を避け標記メニューにしたてみたが、これでよかったと思う。スープのポテンシャルを堪能できました。

柔らかめの麺が少し安っぽさを感じさせたものの、調味料ゼロの世界は素晴らしかった、と言って良いと思います。
さすが前島先生。

がしかし、ラーメン食べた感ゼロだった印象も、正直否めない。(笑)

白湯和風鍋に〆の中華麺を入れて食べてみました、といった表現だと伝り易いだろうか。
何れにしても美味しいことは事実です。

あとは、やはり提供価格の高さが少々気になったものの、表参道という立地上、仕方のないことなんだろうか。

⚪︎自分の嗜好に合う率3.5/5.0

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⚫︎鶏ホタテそば味玉

すごく美味い。久々に最後の一滴まで飲み干した。
鶏白湯+ホタテペーストという触れ込みは想像つかなかったが、新しいと思う。

ラーメンで珍しい太麺との相性も抜群。加水低めの仕様で小麦の香りとよく馴染む。

レアロース、レアビーフ、炙りバラ3種のチャーシューが乗る豪華さもあり、飽きなく一気に食べ進んでしまう。

スープ投入用の黒トリュフとチーズの半ライスが売り切れていたのが非常に残念。

ラーメンLIVEと称される目の前での調理パフォーマンスも重たくなく、素晴らしい。
エンターテイメント的な「麺劇場 玄瑛@博多」とは違って、観せられている、といった感じの、こちら側の気恥ずかしさ(笑)がなくて良い。

独創性というか、唯一無二な個性を放っているのは事実で、画一的となってきたラーメンの世界にもまだ開拓の余地がある印象を芽生えさせられた。

本店の「E・Y竹末@喜連川」では以前、基本メニューの中華そばを食して強く印象に残っているが、東京進出によって見事に昇華された好例ではなかろうか。

⚪︎自分の嗜好に合う率 5.0/5.0

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