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アントレプレナーの教科書 ~顧客開発概論~

みなさんこんにちは!和田です!
立春となりましたが、まだまだ厳しい寒さが続きそうですね。

僕は沖縄県出身のため、ヒートテック三枚重ねで耐え忍んでいます。

一橋はテストも終わりましたので、心機一転、春休みは新しいことに挑戦していきたいと思います。



さて今日は、先日行われたイベントの紹介をさせて頂きたいと思います。

そのイベントとは…

【顧客開発モデル概論 ~スタートアップや
新規事業における顧客不在リスクを低減する「顧客開発」とは~】

名著『アントレプレナーの教科書』-スティーブン・G・ブランク
を訳された、堤孝志様を講師にお招きし、お話して頂きました!

内容としては、

スタートアップの立ち上げ時のリスクとは。
リスクを軽減するのに役立つ顧客開発モデルの紹介。
顧客開発モデルのケース紹介。

などでした。
豊富な例をもとに論理的かつ斬新な切り口でお話して頂き、本当に勉強になりました!

特に印象に残った点としては、

「スタートアップには欠かせないパッション、情熱がときに失敗の原因ともなる。それは、冷静に顧客の声を聞いていないことによる。」

「失敗をするなら早めに、小さく失敗せよ。それをもとに改善を繰り返すこと。」

「顧客インタビューはメインストリームではなく、アーリーアダプター、イノベーターにせよ。」


などでした!

また、先日掲載されたTechCrunchに、「リーンスタートアップはもう古い」との記事
http://jp.techcrunch.com/archives/20120104details-matter/

に関連して、はじめから完成度の高いサービスでないといけない。SNS等で口コミが広まってしまうため失敗は許されない、という主張をどう思いますかと質問が出た際、

堤様は、「ではどのように完成度を高めるかの記述がなかった。そこが抜けていると思う。また、もしブランドを傷つけたくないのならサービスの名前を違ったものにすればよい。」

とのお答えを頂きました。非常に考えさせられる内容であり、また非常に納得しました。


実はTwitterも、はじめは違う名前でテストをしていたそうです!


スタートアップを考えるにあたり貴重な視点を提供して下さった堤様並びに、協力して頂いた方々および参加してくださった方々に厚くお礼を述べたいと思います。ありがとうございました。


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また、こちらも是非、ご覧になって下さい。起業部が後援しております!
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では、今日はこのへんで!