それでは、主要な各役のメリットとデメリットを紹介します。
(1) ノーペア
ここから行くか、という感じですが(笑)。
ノーペアはカード化時に用います。特にSPブーストを焚いていて、どうしてもカード化したいがカード化が成功しないときに、あえて役を外すことで攻撃を行わず、ダメージを発生させないで次のターンに移行することができます。このときのカード切りですがは、間を抜いたストレートのかたち、たとえば4・5・7・8などで5番手にパスできるといいですね。4番手まででカード化に成功したら、ワンペアなりミニストレートなりストレートで対処、カード化に成功しなければノーペアで対処、という選択ができます。先にワンペアを作ってしまっては、攻撃が必ず行われてしまうので注意です。
(2) ミニストレート
かなり弱い役です。ストレートを狙ったものの、カードが揃わず、という場面が多いでしょう。バフ系のカードであればバフ数値が(おそらく)変わらないので有用でしょうね。回復系は、確かツーペア以下の役では一律10%回復だったと思いますので、効果が薄いです。
(3) ワンペア
こちらもダメージは少ないですが、10%のSPゲージ回復があります。どうしてもSPゲージを回復したいときに揃えましょう。なお、ストレートの流れでも、自分の手配にストレートを作るカードがなかった場合、シャッフルしてストレートで特攻絶発1枚よりも、ワンペアで特攻絶発2枚のほうが火力が出る場合があります。手配や場と相談しましょう。
(4) ツーペア
SPゲージ回復量はワンペアと同じく10%ですが、攻撃回数が4回なので、カード化中はおすすめできない役です。火力を出したいが、他の役が揃わないときに作る役ですね。
(5) スリーカード
フォーカード狙いが崩れたときによく揃う役です。同じくSPゲージ回復量が10%なので、こちらもカード化中はなるべく外したほうがいいですね。フォーカードが揃えば40%回復するので、ギャンブルしてもいいかもしれませんが...。その場合、後手のプレイヤーは状況によってはシャッフルも厭わないほうが、SPゲージ回復量の点でパーティ全体にとっては有益だったりもします。
火力は出るので、うまく絶発を絡めていきましょう。
(6) フラッシュ
初心者が揃えがちな役ですが、ワンペア以下でミニストレートと同等と、実は威力がかなり低いです。コロシアムではワンペア・ツーペア・スリーカードよりも高位の役なので、最悪フラッシュが揃えば役勝ちすることも多いです。
注目すべきはその威力の低さに対してのSPゲージ回復量、20%。安定して役を作りやすいうえに威力が低いので、カード化中には使いやすい役です。しかし、攻撃回数が5回なので、指輪などダメージが固定で1入るモンスターに対しては破壊しやすく不利な役でもあります。ボスが生き残っており、かつ全員がしっかりターゲットロックをできるパーティの時に用いましょう。
(7) ストレート
楽々ストレートのおかげで、一気に揃えやすくなった役です。威力もかなりあり、SPゲージ回復量も30%と多く、現状では最も主流の役です。
ストレートが優れているのは、たとえ隣り合った数字を出すことができなくても、他の人の手配にその数字があれば後でカバーできる点、そして3手目からフルハウスやフォーカードに移行できる点です。
カード化中はSPゲージ30%回復ということで重宝しますが、楽ストを揃えるようにしましょう。ストレートだと5回攻撃になってしまうので、余分なダメージを与えることになってしまいます。
(8) フルハウス
揃えやすい役の割には、火力がかなり出る役です。SPゲージ回復量も30%と高く、ストレートには及ばずともよく揃う役ですね。
この役の悪い点は、カード化中、SPゲージ30%回復を見込んでフルハウスを狙いにいった際に、ツーペアまたはスリーカード止まりになってしまう場合が多いことです。どちらも10%回復の役のわりに打数が多く、威力も高いので、カード化中はかなり損な役です。ストレートはノーペアやワンペアへの移行が容易なので、そういう意味でもやはり優れた役ですね。
(9) フォーカード
狙って揃えることの多い役です。揃えずらい割に活躍の場が多い感がありますね。
かなり火力が出るので、火力重視のスペダンボス戦やコロシアムで猛威をふるいます。コロシアムでのフォーカードの有用性についてはコロシアムのところで後述します。
以上、9の役が主な役です。これ以上の高役は狙っても揃わないので、運が良ければ、という感じです。
もう一度すべての役のメリットとデメリットをおさらいしておきましょう。
・ノーペア
メリット : 攻撃が行われない
デメリット : SPゲージが回復しない
・ワンペア
メリット : 攻撃回数2回に対してSPゲージ10%回復
デメリット : 火力が低い
・ツーペア
メリット : 攻撃回数4回
デメリット : SPゲージ10%回復に対して攻撃回数4回
・スリーカード
メリット : 火力が高い
デメリット : 攻撃回数3回に対してSPゲージ10%回復
・フラッシュ
メリット : 揃えやすいわりにSPゲージ20%回復
デメリット : 攻撃回数5回、火力が低い
・ストレート
メリット : 火力が高い、SPゲージ30%回復
デメリット : 役が崩れやすい
・フルハウス
メリット : 火力が高い、役が崩れてもワンペアやツーペア・スリーカードが揃う
デメリット : ワンペアやツーペア・スリーカードが確定してしまう
・フォーカード
メリット : 火力が高い、SPゲージ40%回復
デメリット : 揃えづらい