仏教の信者ではありません。![]()
それでも、心に静かに響き、
**「生き方を見つめ直してみよう」**と思わせてくれる言葉があります。
🌸 経典を読むこと、そして生き方として実践すること
仏教では、経典を読まなければ、人はいつの間にか「自分なりの仏教」にとどまってしまう、と言われます。
正しく知らなければ、
正しく行うことはできないからです。
そこで大切にされているのが、![]()
信解行証(しんげぎょうしょう)![]()
という考え方です。
信じること。
理解すること。
実践すること。
そして、いつか腑に落ちること。
この順番は、仏教に限らず、私たちの日常にもそのまま重なっているように感じます。
🌸 行願(こうがん)― 行いと願いは、
ひとつ『華厳経』に説かれる普賢菩薩の教えの中に、
「普賢行願品」という章があります。
ここで語られる「行願」とは、行動と願いが別々のものではなく、
本来ひとつであるべきだという教えです。
願いがあるなら、それは自然と行動にあらわれる。
行動が伴わない願いは、まだ心の中にとどまっているだけなのかもしれません。
言葉だけの決意ではなく、日々の選択や小さな行動の中にこそ、
本当の願いは表れていく――
そんなメッセージに感じられます。
🚶♂️ 善財童子の旅が教えてくれること
『華厳経』の「入法界品」には、善財童子という若い求道者が登場します。
彼は悟りを求め、多くの師を訪ね歩きながら、問い、学び、迷い、また歩き続けます。
その長い旅の終わりに出会うのが、普賢菩薩です。
この物語は、私たちの人生そのものを映しているようにも思えます。
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文殊菩薩 ― 知ること、考えることの始まり
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普賢菩薩 ― 行動し、積み重ねることの完成
知恵から始まり、実践によって深まっていく――
それが、仏教が示す「歩む道」なのかもしれません。
宗教を超えて、
日々をどう生きるかを静かに問いかけてくれる、
そんな教えだと感じています。