先日の記事で「麻雀とは残酷ゲームである」ということを書きました。
麻雀は、上手に打ったからといって結果が伴うとは限らない。
牌の織りなりの残酷さが、打牌選択の意味を簡単に超えて行くことがある。
「闘龍」での一局です。
トップ目で迎えた東ラス。九種九牌ですが、流局に出来るルールはありません。
現在の得点状況、牌姿、そしてドラがであること。
これらを考慮して、123の純チャン三色を本線に狙いを定めました。
チャンタ系や三色なら鳴いての進行も可能なので、国士よりは遥かに和了りが近そう。
ドラを引いての方向転換も可能。まあこれ、オリも考えといた方が良さそうな手ですけど。
九種九牌からの国士って、和了率は3%ほどしかなく、聴牌すら結構難しいんですよ。
国士和了れればデカイけど、場を回したいこの局面で狙う手ではないかなと思います。
で、その後の展開ですが。
いやいや、そんなことある??
第一打とした後。。
2巡目ツモ!
3巡目ツモ!!
4順目ツモ!!!
国士行ってたら無駄ヅモ無しで4巡目一向聴13面待ちやったがなー!!!
もう次に何の一九字牌を持ってきても国士無双聴牌しとったがなー!!!!
こうなると、もう絶対に国士聴牌なんてしたくないと思いましたが、持ってきますよねそりゃ。
8巡目にを引きました。。
国士無双に向かっていれば、この時点で待ち聴牌!
場に2枚切れのなんて、絶好の待ち頃牌やがな!!
まさかの、国士狙ってたほうが打点はおろか速度すら上だったという結果。。
これが、麻雀の残酷性です。
結局終盤、狙い通りドラをケアしつつの平和三色を聴牌したものの。
親リー入ってて、そこに勝負する状況じゃないかなぁと思ってオリ打ち気味の打。。
このくらいは、勝負すべき手だったですかね?
でも残り順目も待ち牌も少ないし、ドラや赤も見えてないしなあ。12000とかヤダし。
結果、上家が親にアタリ牌のを打ち込んで終了。
いやあ、自分の和了より、2枚切れのが最後まで出なかったことにホッとしましたわ。
これ麻雀の残酷さってか、国士見切った俺が下手なだけでしたかね。