先日の記事で「麻雀とは残酷ゲームである」ということを書きました。

 

 

麻雀は、上手に打ったからといって結果が伴うとは限らない。

 

 

牌の織りなりの残酷さが、打牌選択の意味を簡単に超えて行くことがある。

 

 

「闘龍」での一局です。

 

 

トップ目で迎えた東ラス。九種九牌ですが、流局に出来るルールはありません。

 

現在の得点状況、牌姿、そしてドラがsou4-66-90-s-embであること。

 

これらを考慮して、123の純チャン三色を本線に狙いを定めました。

 

チャンタ系や三色なら鳴いての進行も可能なので、国士よりは遥かに和了りが近そう。

 

ドラを引いての方向転換も可能。まあこれ、オリも考えといた方が良さそうな手ですけど。

 

九種九牌からの国士って、和了率は3%ほどしかなく、聴牌すら結構難しいんですよ。

 

国士和了れればデカイけど、場を回したいこの局面で狙う手ではないかなと思います。

 

 

 

 

で、その後の展開ですが。

 

いやいや、そんなことある??

第一打ji1-66-90-s-embとした後。。

 

2巡目ツモpin9-66-90-s-emb

 

3巡目ツモji2-66-90-s-emb!!

 

4順目ツモji4-66-90-s-emb!!!

 

国士行ってたら無駄ヅモ無しで4巡目一向聴13面待ちやったがなー!!!

 

もう次に何の一九字牌を持ってきても国士無双聴牌しとったがなー!!!!

 

 

 

 

こうなると、もう絶対に国士聴牌なんてしたくないと思いましたが、持ってきますよねそりゃ。

 

8巡目にji5-66-90-s-embを引きました。。

 

国士無双に向かっていれば、この時点でji7-66-90-s-emb待ち聴牌!

 

場に2枚切れのji7-66-90-s-embなんて、絶好の待ち頃牌やがな!!

 

 

 

まさかの、国士狙ってたほうが打点はおろか速度すら上だったという結果。。

 

 

 

これが、麻雀の残酷性です。

 

 

 

 

結局終盤、狙い通りドラをケアしつつの平和三色を聴牌したものの。

 

 

親リー入ってて、そこに勝負する状況じゃないかなぁと思ってオリ打ち気味の打sou1-66-90-s-emb。。

 

 

このpin9-66-90-sくらいは、勝負すべき手だったですかね?

 

 

でも残り順目も待ち牌も少ないし、ドラや赤も見えてないしなあ。12000とかヤダし。

 

 

結果、上家が親にアタリ牌のpin2-66-90-s-embを打ち込んで終了。

 

 

いやあ、自分の和了より、2枚切れのji7-66-90-s-embが最後まで出なかったことにホッとしましたわ。

 

これ麻雀の残酷さってか、国士見切った俺が下手なだけでしたかね。