5月16日の記事で、「麻雀の競技性を高めるために王牌を廃止せよ。」なんてことを書きましたが、そもそも王牌は何のために存在するのか。

これも記事中で書きましたが、諸説あるものの確かな理由は不明です。一番ポピュラーなのは王様のお墓だという説で、他には読んで字の如く王様の手牌だという説などもあります。

まあ王様のお墓にしろ手牌にしろ、本場の中国では王牌なんて無いらしいですし、国際ルールでも無いらしいですから、存在に必然性はないようですね。

いやいや王牌は日本麻雀の聖域だ!という意見もあるかと思いますが、俺はカンをした時に嶺上牌を王牌からツモってくることに非常に違和感を感じているんですよ。

だってあれ、王様のお墓の一部なんでしょ?完全に墓荒らしじゃないですか。カンドラをめくるとかもそう。一筒とか顔出したらびっくりしますよね。うわっ!頭蓋骨出てきた!みたいな。八筒だったらアバラー!とかね。心臓に悪い。更には嶺上牌ツモったせいで一牌減った分はツモ山から補充しておこうとか、子供の所業。それもう王様の墓でも何でもねえわっていうね。挙句の果てにはリーチで積もって裏ドラオープン!カン裏もどーん!!とか、もうボロボロ。王様のお墓ショベルカーで破壊したみたいに最後ボロボロ。

王牌が王様の手牌だったとしても同じことですよ。ドラだカンドラだと勝手に開かれ、端っこツモられ、関係ない牌補充され。王様への敬意はどうなってるの。むしろアレですよね。虐待。或いは反乱。てめえいつもいばりくさりやがって!みたいな。王様に対する下々の者のイライラをこっそり解消するために王牌は存在するんだよと言われたほうがまだ納得出来るレベルです。

そんなこんなで、やっぱり王牌はいらないですよ。王様が知ったら怒りますもん。バレないうちに、廃止しましょう。