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海外育ちの帰国子女なのに、国立大学受験を頑張った兄ちゃんと、海外育ちの帰国子女が日本の中高一貫に入学してからインターナショナルに転校した次男くんを育てる、アラフィフ母ちゃんの熱く楽しい子育て記録とアラフィフ波乱万丈、夫婦の人生珍道中のブログです。
2020年に見つかった髄膜腫の事も綴っております。
昨日、父親の施設入所の引越しでした
3年前くらいから顕著になりはじめた認知症状。
日によっては、ドキッとするほどおかしな時もあれば、あら?なんだか普通じゃない?と思う時もあり、晴れ時々曇り、にわか雨に要注意みたいな父の様子でしたが、紆余曲折ありひとまず自由度の高いサービス付き高齢者住宅に入る事になりました。
離婚した姉が一緒に暮らしていたのですが、恐ろしく仲が悪い…というより、姉は父が大嫌い。
側からみていると、離婚してしばらく、まだ学生だった一人息子を抱えて戻ってきた実家で、よくまあ世話になっている立場で言える事かと口があんぐりなりつつも、居候しながら父と口を聞かない姉を見て、この先、父を世話して暮らす姉の姿は1ミリも想像ができなかったのです。
介護問題で兄弟姉妹が揉めるとよく聞きますが、はい、ご多分に漏れずの成り行きとなったわけです
少し先輩の方々はみーんなが口を揃えて言ってたよな…
子育てが終わったら介護やで…と。
ほんまそれな‼️
痛感する毎日です。
正直なところ、髄膜腫の手術などこの先の自分自身に自信が持てなくて、父の事を見守っていけるのかと散々に悩みつつ。
姉が頼りにならない以上選択肢がなかった
今はまだ半分自立できている父ですが、この先良くなるという事はまずなくて、認知が進行していく可能性が高い。
施設にも度々行く必要も出てくるかもしれない。
不安要素はないわけないけれど、人生何事も経験だ
介護は立派に人として学びになる事だと捉えてみよう。
なるべく使い慣れた物を施設でも使えるように、
整理ダンスもテレビボードもベッドも書斎も持ち込んだけれど、
バスタオルはどこだ?
整理ダンスを素通りして、ワンルームの中を歩いている父をみて、
あー、こうして人は子供に返って行くんだなぁなんて、人生哲学してしまう1日でありました。
本日も、マスクはここね!
テレビボードの下にある小さい引き出しにマスクや常備薬を入れた引き出しを開けて見せて、しばらくして、マスクはどこ?と聞いてみると、整理ダンスの方へ歩き素通りしていく父。
ワンルーム大冒険です
新しい生活スタートという、新しい環境、新しいルール、新しい人と出会い。
父の頭の中が大混乱しているのでね。
まずは日常のルーティンを染み込ませる必要がありそうです。
いろんな事があり、よく働き、よく遊び💢、よく家族を困らせたけれど
父の新たな人生が穏やかであれと願います。