スコップでザクザクと湿った砂を堀進んでいるようだよ。
何にもしてない。仕事して寝る
むしろ乱れを許さぬ、均一な毎日

殺風景といえば、そんな。

安部公房の箱男という小説を忘れた頃にまた読みたくなる。
文庫を2冊持っていると思うけど、たぶん見つからないから
明日にでも買おう。

タイトル通り、箱に入っている男の話。
不明なまま淡々と進む小説だったと思う。

安部作品どれもこれも薄暗いです。

櫻井と箱男、

ふとそんなことを考えてまた読んでみようと思った。
さくらん 見た。
極彩色ハイテンション!
演技に慣れるまで違和感はあったんだけど、
見終わったらなんだか元気になった気がする。

原作とはちょいちょい違うところもあって、ラストが
全然違う。
原作の、はがゆいところとわかりにくいところが
映画ですっかり溜飲が下がりました。どちらも好きです。
いや、ガッカリするんじゃないかと思って覚悟していったんだけど、
SAYURIのほうがずっとガッカリだったな。
ありえない装飾だったりするんだけど、このくらい浮世離れしていたほうが物語、面白い。満足しました。
音楽がああだから、更に時代感がなくてよかったんだろーなー。


夏木マリはさすが、こういう役でもサイコーに似合います。
10歳くらい老けてみせる。でも格好いい。
あとね、清二がいい。芸能ツウじゃないんで、そのへん
全く疎いわたくし、安藤政信って誰。どんな人。
あんなラストになるとは思ってなかったけど、
(ちょっとグズグズだけど)でもいいよ。


あのですね、内容なんですけども、(熱くなってますけども)
キヨ葉が男に会いに郭を抜け出していくのですが、
男と会って、結局帰ってくる。その場面が原作より遠まわしなんだけど
キヨ葉の言葉が染みまして、切ないんです。「笑う鬼」なんだ。




ところで、話しは全然変わりますが、
数日前の新聞に「ビジュアルバンド ペニシリン 訴えられる」
という小さい見出しありました。
事務所を移動するのにあたって楽器やら衣装やらを持ち去ったため
元事務所に訴えられたとか。2300万円の損害賠償請求に、230万円の支払い判決だそうですが、ペニシリンって何人?(つい一人頭を計算したがる)衣装はなんとなくわかりますが、楽器は事務所のものなんですね。へーーー。ビジュアルバンド(笑)受難ですね。ハクエイさん。